原発から半径20km圏内を「警戒区域」にするとの報道があった。
主たる理由は放射能汚染であるが、指定した理由のひとつとして、避難した人から盗難の被害にあった等の理由も含まれていた。
警察にによる道路規制等で盗難防止に効果があるとの説明があった。
しかし、この考えは間違いである。
周辺地域から考えれば、「米」でも持っていかない限り車両は無くても良い。
つまり、小物(宝石類)と現金の2つがターゲットになる。
よって、配置されている警察官が各民家の軒先に立っているわけではないことから、ほぼ効果は期待されない。
なんのことはない、道路規制して立ち入り制限(危険な場所へ行くことを防止する目的)をしているだけなのである。
時々、町を回る程度で効果はありません。
都心と違い、隣同士の間隔ではなく、「距離」という言葉があてはまるほど田舎は離れている。
それゆえに、地域の人は一時帰宅を申し出ていると考えられる。
制限つきで、帰宅を規制しながら許可する方向らしいが、いかに放射能が危険なのかは、これで多くの方に知られてしまった。
累積数値として「危険区域」とする、政府のシナリオ通りの進行である。
問題となっていた、退き拒否者も法的に退去させられます。
これは立ち入り制限ではなく、「町の封鎖」なのです。
これから政府は、なし崩しに制限を増やしていくでしょう。
残念な政府に振り回される「歴史」が進行しています。
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