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範囲の想定とは・・・

2011年03月30日 | 放射能汚染

ライブドアのホリエモンの口癖で、「想定」という言葉があった。

これを最近良く耳にする。

政府、学識見識者等である。

大地震の発生も原発の事故も、現在までの研究した結果に基づいて結論付けられている、あくまでも「予測」である。

予測は、結果ではない。

想定というのは、これから将来起こる物事の予測の範囲である。

地球相手に勝負しようとするのは愚かなことである。

いくら研究をしても、地震を止めたり、台風の進路を変えたりすることは、現在の人類には不可能なことなのである。

今回の大震災と原発の事故は、想定の範囲を超えたのではなく、そうなることは絶対にないと「確信(慢心)」した、研究者たちの予測がはずれただけなのである。

それを想定の範囲を超えたと彼らは言い切るのだろうか。

なんでも数値に置き換えたがる性格なのであろうか?

私たちにできるのは、今後の考え方として、安全と言うのは「想定」を超えたところの対応を意味し、無駄と感じる大きな準備をすることだけである。

自分たちの安全ではなく、未来の人たちへ「安全」を送るということである。

新聞で、被災地の9日前に亡くなられた市議会議員の話があった。

この非難通路を作れ、作ってくれと嘆願し、それが今回、児童たちの生命を救ったのである。

誰もが、無駄と感じた通路である。

少し前まで日本は、「水と安全はただ」であるという概念があった。

今は、どうであろうか?

安全対策は、無駄を削った分だけリスクが大きくなることを・・・。

そのリスクが人命でないことを祈る。

 

 

 

 

 

 

 

 



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