む
サミット開催で日本列島が厳戒態勢でした。
まだこの先、各地で会合が予定されているので、9月の終了日までは大変な状況が断続的に続きます。
開催日前から終了するまでは、警備に協力するため開催地その周辺に出かけるのは控えましょう。
といっても、今回は伊勢志摩だけではなく、東京都も物凄い警備でしたね。
不可思議な事故も目立ちました。
その真偽は私も知りませんが、直感的にあり得ないよねって感じだったのですが・・。
本題に入りますが、今回の首脳会議の後、オバマ大統領が広島に立ち寄ったことは海外が高い評価をしています。
我々日本人はどうだったのか。
被爆地の広島はどうだったのか?
許す許さないじゃなく、この地に来て、その目で見て頂くことに意味があると言っていた方がいました。
そして、大半の方は昔のことをグズグズいつまでも引きずっていては、明るい未来はないという意見でした。
どこかの国とは別な意見であり、日本人に生まれて良かったと心から感じました。
ここら辺が、環境も心も綺麗な国として海外から称賛されるのでしょうか。
しかし、我々若い世代が特段の苦しみを経験もなく、引き継いで行くことが出来るのか?
心配です。
長い憎しみから悟ったことは過ちを犯した人を許すこと、繰り返さないことで自分と他人が幸せになれること、これは大変な苦しみの中から出た答えだと思います。
目の前の惨劇を経験し、出た答えは罪を憎むことであって、誰も人を憎まず。
以前、戦時中に戦闘機で互いに生死をかけ、機銃で撃ちあった同士が奇跡的に生存し、老いてから向き合ったときに彼らは、これまで互いに生きてきたことへの感謝と、互いに戦争という不幸に巻き込まれたけど、今は一人の人間としてあなたと再会できたことへの感謝の笑顔と心からの握手だったと思いました。
果たして機銃で目だっか頭を撃ち抜かれても、自分が笑顔で再開して向き合えるものなのか?
似たような話は他にもありますが、親族、仲間を死に追いやったことを考えると大変に思えます。
でも、人間は身勝手で、被害者の意識は強く持っても、加害者としての意識を持つことが少ないことを考えると、戦争という行為に全世界が人生を狂わされたのかもしれません。
戦争は不幸しか招かないことを知ること、そして世の中に広めることで、少しでも平和な世界に私たちを導くのかもしれませんね。
今回は平和に対する大きな発信を、アメリカと日本が被爆地からできたことは大変意味がありました。
殴られたら殴り返すでは、子供の喧嘩で収集がつきませんからね。
先人の学ぶべき良いところは、いつまでも持ち続ける。
そんな世の中であって欲しいですね。
この先、オバマ以外の大統領が来日する時、哀悼の意を捧げて頂くことよりも、世界の平和の為に、「核のフットボール」が再びこの地に持ち込まれない世界になっていたら良いですね。
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