車両からサイドミラーが消える!?
保安基準の改正により、カメラとモニターで代用可能となるニュースが飛び込んで来ました。
故障の可能性が低いかもしれませんが、動作しなかったらどうするのでしょうか?
それは、車両のライト等(球切れ)と同じ感覚で考えれば、どれも故障の可能性はある訳です。
だから良いと考えたのでしょうか。
既に各種センサーから前後周囲の物の接近に対して情報が入り、危険回避を図っている現状、特段なくてもよさそうな気もしますが、私は否定派です。
車のサイドミラーはドライバーが情報を取るだけのものではありません。
歩行者、自転車、対向車が接触しないように、その距離感を保つため、役立っているのではないでしょうか?
今は、ウィンカーランプもサイドミラーに設置され、事故防止にも役立っていると感じています。
例えば、車間距離が下手な人が誰かとすれ違う際、ミラーが「コツン」と当たるのと、バンパーやサイドが接触するのでは全く衝撃の程度が異なると思うのです。
下手な人がミラーを相手にぶつけないように避けたつもりでも、当たる場合があります。
ミラーレスの場合、どうなるのでしょうか。
特に歩行者、自転車の人との距離感、20数センチの距離感が保たれなくなり、不意に相手がよろけた場合、車体に非常に近くなるため、怪我の程度も深刻になりそうです。
よって、これらは自分に必要がなくても、交通安全の観点からは他人に必要なものと考えます。
そのサイドミラーが消える可能性が高いのです。
センサー製造で需要が高まり、車両価格が上がり、電装系の修理ではなく、止む無くそのまま換装する整備士、センサー劣化により長く乗れない車・・。
誰の徳なんでしょうか。
2020年に向けて、無人の自動運転までスピードアップしたいのでしょうが、人の命は1つだけです。
皆さんはどう考えますか?
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