最近メイプルでは、「ネギを買い出しに行く人」たちが多く、そういう私も実は「ネギ買い出し中」・・。
ギルドの人たちには「旅に出ます」と告げ、放浪中の身です。
電車が大好きな「お嬢」は、リア充そうなので良しとしても、元ねーさんは、前日にゲームで会話して以来、なんの予告もなく買い出しに行ったままです。
ルートアビスの竜を一緒に倒そうって言ったのに・・。
来ないからって誰かと一緒にゲーム内で楽しむと、暫く来なかった人が戻った時、疎遠になるのが嫌なのでその選択はしたくないんですよね。
その逆は時々あるんですけど・・。
メイプルという「お家」に戻ることがなくなったら、そうする時には、せめて「さよなら」だけは言わせて欲しいですね。
でも、各々のプレイヤーは全くの他人です。
しかし、同じ環境で楽しんだ時間があり、そのことは事実であって間違いないのですから。
こんなことを言うと、「そういうなよ涼風」って失笑されそうですね。
たかがゲームのことですから。
でも私は、たかがゲームだからこそ、一期一会の「心」の出会いでもあると個人的には思ってます。
これは最初に感じたことで、今でもそう信じています。
少しだけ、私のショックだったことをお伝えします。
こんなことが数か月前にありました。
ネット上で偶然にも、「その人」の「知人」と連絡ができる機会がありました。
私は、「その人」が怪我とか、もしかして、死んだりしたんじゃないかって、とても心配だったので聞いてみました。
「あの人、メイプルから消えたんだけど・・」どうしたの?
帰って来た返事は、「その人」は、もうメイプルには戻ることはない。
別のことを楽しんでやっているから・・・。
気のせいでしょうが、「何かの薬物」からやっと抜け出せたので、関与しないで欲しいいう感じがしたのです。
突然消えた、そもそもの理由については結局わかりませんでした。
勝手に心配した私が馬鹿だったのでしょうか。
知人を通してですが、この連絡のやり取りが、ゲームで知り合った「その人」との寂しい最後の別れの言葉だったのです。
でもそんな返事より、「その人」が、ただ、元気であることを知っただけで私は十分なのです。
欲張りな私はゲームの「友」が旅経つ時くらい、気の利かない一言の「挨拶」くらいさせて欲しいと身勝手に思っただけなのですから。
ネット空間の道徳は各々が持てば良いことで、どちらかが一方的に決めつけるものではありません。
でも、さよならを言う、さよならを聞く、その機会を互いに持てたら素晴らしいですよね。
私は、メイプルという宿で、少しだけみんなが「心」を休めていただけのように思うのです。
だからチェックアウトするときには「ありがとう」と言い、相手が「おつかれさま」と言うだけ。
旅経つ時、交わす「友」との言葉は、それだけでいいじゃないですか。
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