Yahooニュースで、千歳空港内でハサミが紛失した為、保安検査のやり直しで大混乱という見出し記事がありましたが、皆さんはどう思いますか?
因みに、この紛失騒ぎのハサミは紛失防止の観点から丈夫な紐で結ばれていたそうです。
ハサミは誰が使用するのか?
勿論、スタッフの方々ですよね?
では、誰が盗んだのか?
勿論、スタッフ以外の方になります。
態々、大騒ぎにする理由がないからです。
では、そのハサミで何が起きるのか?
それは、最悪のシナリオを想定してる管理者が誰よりも知っていることです。
最悪、多くの命が奪われること。
この日本では、ある時を境にしてハイジャックは起きていません。
なぜなら、日本の搭乗手続き、保安検査は優秀だからです。
我々から見れば行き過ぎ、やり過ぎのように見えますが、その対策は厳重に行われるべきなのです。
だから使用しなければならないハサミは紐で結んで固定していたのですが、その間隙を縫って持ち去った何者かがいたということになります。
ですから、これらの問題を払拭するためには、保安検査を一からやり直しするのが妥当なんです。
人の命はお金で解決できても、亡くなった命はお金では戻りません。
文句を言われようが、けなされようが、施設管理者としては、無かったことにせず、毅然とした対応を利用者の安全確保のために成さなければならないと感じます。
昔、羽田空港の始発便の搭乗手続きで、農協さん御一行の大行列がありまして
更には、手続きの窓口はそこしかなく、仕方なく待つものの、時間だけが過ぎて行き
途方に暮れそうになったその時、列の進み方が異常に早くなったのですが、状況判断で基本的な検査を継続した結果なんでしょう。
ジジとババが孫のお土産を何にするのかという会話が飛び交い、どう見ても農協の御一行様に不要な確認をすればする程、時間だけが経過しますからね。
検査をしていないという意味ではありません。
その列に並んでいた私と、後ろにいた反社と思われる方には、必要以上かなと思われるような検査を求めてましたので、あぁ、一緒の黒い御一行様と勘違いされているなってわかりましたけどね。
今回のように問題が明らかになった場合、保安監査は徹底して行われたものと思われますので、身体、手荷物の確認は時間を要したはずです。
電車の搭乗手続き(保安検査)はなく、そのため、数々の事件が未だに後をたたず、空港だけは保安検査を行っていること。
飛行機がハイジャックされ、無作為に地上へ落下した場合の被害想定を考えれば、その理由も理解出来ますが、セキュリティ機器の進歩を考えれば、その先の安全管理を考えるべきなのでしょうね。
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