うるう秒の挿入で複数のサイトに障害が発生したとのニュースを見ましたか?
グリニッジ標準時の6月30日深夜、6月が7月になろうというそのとき、地球の公式タイムキーパーたちは、地球の自転にあわせるべく、1秒間だけ時計を止めた。そしてウェブから寄せられている報告によると、Linuxオペレーティングシステムや、Javaアプリケーションプラットフォームなど、インターネットの基盤をなすソフトウェアプラットフォームの一部が、この追加された1秒に対応できなかったという。
多くのコンピューティングシステムはネットワーク・タイム・プロトコルを使って国際原子時と同期しているが、今回一部のコンピューティングシステムは、1秒が追加された場合の対処に失敗したのだ。 (転載)
どうでも良い記事のようであるが、そうは行かないのである。
過去に2000年問題があった。
各種対策をしても問題が発生したことを覚えている。
そしてまた、この現実である。
うるう秒バグで障害が生じたという事実・・・。
これがコンピューターの正確性が仇になるという現実なのであろう。
人間であれば、“まぁいいか”という決定が、コンピューターの世界では致命傷になるので、正確性とスピードが求められているのである。
何かが起動しなければ、それを回避して作動させる原理は、コンピュータであっても人間には到底及ばないと感じました。
23時59分60秒・・・この存在しない1秒のために大騒ぎしていることに、コンピュータ化されていく私達の生活に不安を感じます。
21世紀になっても“1秒”すら操れない現実に、呆然と立ち尽くしてしまいそうです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます