とある小学生の男の子が書いた、とてもとてもすばらしいレポートを読ませていただきました。。。
小さな小さなうちから、ペットショップで売られている犬猫はどこからきたんだろう?
この子の親や兄弟はどこにいるんだろう?
ということに気づくこと、それについて調べる行動力
ほんとうにすばらしい!
世界に比べて意識のとても低い日本の動物愛護精神を向上させていくには、
「教育と啓蒙」これに尽きるといわれています。
この子が大人になるまでに、日本の動物の環境を少しでも改善することができているでしょうか?
以下、転載させていただいた紹介文です。
http://doubutsuaigo.web.fc2.com/report2010/top.html
<このレポートについて>
このレポートは、ある小学校の調べ学習で1つのテーマについて本を作る作業をするという活動の中で作成されたものです。
このレポートの作成者の当時小学生の男の子は、仔猫の保護活動を行っていた個人活動家の方から迎えた2匹の猫たちとの生活を通して、「いま、日本中で、虐待されたり、捨てられる猫がたくさんいると聞いて、なんでこんなにひどいことをする人がいるんだろう」と疑問を持ち、このテーマを選ばれました。
レポートの原本は小学校に提出され、在校生の方々が閲覧できるものであるということでしたが、大変素晴らしい内容であり、多くの方に見ていただきたいという思いから、PDF化しネットで公開することについて作成者ご本人様およびご家族様にご相談をしたところ、快諾をいただくことができました。さらに、ご家族様が小学校をはじめ内容に含まれる個人の方・団体様等関係機関に確認作業を行ってくださり、学校名・氏名を含め、原本そのままの内容での公開許可を得ることができました。
これからの日本の将来を担う小学生が、純粋な心でこのテーマについて考え、心をこめて作り上げた直筆のレポートは、私たち大人も大変心を揺さぶられるものであると思います。ぜひ小学生だけでなく、どの世代の方にも見ていただき、今までこれらの命に対し関心のなかったような方々にも、現実を知って頂くきっかけとなって欲しいと思います。
このレポートが完成したのは2010年3月ですが、関係者の皆様の了解を得るために時間を要したことや、2011年3月に発生した東日本大震災の混乱の中での公開を控えたことなどから、完成から約1年半後の公開となりました。了解をくださいました関係者の皆様には、公開が遅れましたことを大変お詫びいたします。
今回の公開にご賛同くださいました、レポート作成者ご本人様はじめご家族の皆様、関係者の皆様には心より感謝申し上げます。そして、このレポートの作成のきっかけになったともいえる、2匹の仔猫たちを保護をされていた活動家様の生前のご活動に敬意を表し、ご冥福を心よりお祈り申し上げます。
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2011年8月
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