花と景色とちょっとおいしいお話

かわいいお花と素敵な景色、グルメやちょっと耳よりなお話も・・・

2日目は戸隠高原と峰の原高原

2011-11-14 | 登山・トレッキング

朝8時半にホテルを出発し、戸隠高原に向かいました。
名前は知っていてもどんな所か知らなかったのですが、NHKの「あなたもこれから山ガール」という番組で見て一度行ってみたいと思いました。 

平日のみ鏡池の駐車場まで車を乗り入れることができます。 ラッキー!
朝早く来てよかった! 今日は快晴で風も穏やかでご覧のとおりです。 感激です。



ここから池のまわりを回ってブナと白樺林の中を抜け戸隠神社の奥社へと向かいます。



天命稲荷を経て随神門へ

随神門をくぐると・・・



へぇ~ここやったん! よく時代劇に出てくる場所は~と、罰当りなことを言うショコラでした(笑)

ここから奥社まで約1キロ、500mくらいまでは平坦な道ですが、後は階段状の上りです。
今流行りのパワースポットで有名な戸隠神社ですから若い人もたくさんお参りされていました。
年配の方でもスタスタと歩かれて私も頑張らなくては・・・



奥社に到着! お参りを済ませ、後ろにそびえる山が気になります。
若いカップルが登山の前に安全を祈念してかお参りをし、登山道を確認して登っていきました。
主人も次回に登りたい様子ですが、途中かなり細い尾根があり、とても危険みたいです。

残念だけど、私は無理だなぁ・・・


帰りは同じ林の中の別のルートを通り、途中、林の中のベンチでお茶をして鏡池まで帰ってきました。
鏡池の近くの「どんぐりハウス」で軽めの昼食です。




食べさしの写真で失礼! おそばのガレットです。 中身はベーコンときのこです。
ウインナーもここの自家製でそれぞれ味がちがいます。 ソースもおいしかったです。
極め付けはりんごジュースです。 なんと美味しいんでしょう! 味が濃い~!
ガラス張りの店内から、このままずーとここに座って景色を眺めていたい気分です。
もちろんテラスでもお食事できますが、この日は陽射しが強くてね。
主人はビールをおかわりするし・・・ 運転どうすんのー!


今夜の宿泊は峰の原高原です。 私の運転で間に合うかどうか・・・
チェックインの時間ではありません。 日の入りの時間にです。
峰の原高原は年に2度、2月と11月の上旬の数日間だけ槍ヶ岳に刺さるように沈む夕日が見られる所なんだそうです。

ちょっとゆっくりし過ぎたかなぁ~。 主人は十分間に合うと言うけれど・・・
戸隠高原の道は広くてまっすぐで運転し易いのですが長野市内へ入る手前に七曲りという難所があります。
そこもなんとかクリア、途中りんご畑とりんごの直売所、あぁ買いたいけれど・・・先を急ごう!
りんごの直売所で止まってくれると思っていた主人、トイレに行きたいらしい。 それも急を要すらしい(笑)
笑いごとではない様子、ビールたくさん飲むからや!
街中なのでその辺でというわけにもいかず、探している時はコンビニってないものですね。
何とか見つかりホッしましたが、時間がないよー!

お日さんと競争でした。 今夜宿泊の可愛いペンションに到着した時はまだまん丸い夕日が出てました。
駐車場から荷物を降ろし部屋に入った時もまだ大丈夫でした。 部屋の説明を聞いている間に日が沈んでしまった・・・
つるべ落としとはよく言ったものです。  年がバレるなぁ、つるべ知ってるもんなぁ。

槍に刺さっていたかどうかわかりませんが確かにこの目で見ました。 しかしカメラに収めることが出来ませんでした。



ロフト付の可愛いお部屋でそこから撮影しました。
冬はスキー場で今はオフシーズンです。 すぐ近くにゲレンデがあります。

この宿のプランの中に記念日プランというのがあって、それにしました。
1ヶ月おくれの結婚記念日です。 今年はその記念日前後がとても忙しくしていまして二人ともすっかり忘れておりました。
毎年特に何もしないので忘れててもどうってことはないのですが、たまたまプランにあったのでいいんじゃないかと思いまして・・・

人気のペンションですが、めずらしく私達だけでした。 明日は何組か泊まられるそうですがお風呂も好きな時間にいつでも男湯でも女湯でもどうぞですって。 
トレッキングでかいた汗を流し、お食事です。



もうどれも美味しくて、ほとんど自家製です。
カリッとしたもの、しっとりとジューシーなものと味にもメリハリがありとてもよく考えられていました。
パスタとメインの間にお口直しのりんごのシャーベットがでてきましたが、それがまた美味しくてね。
最後のデザートがこのプランの魅力でしょうか。 
私達にはシューアイスケーキを作ってくださいました。 小さく見えますが大きいです。
私は上のシューを下は主人がほとんど食べました。 アイスもチョコとバニラ、おいしいソースもかかって
たのかな? 

 

 

自家焙煎のコーヒー豆を直前に挽いてコーヒーも出して下さいます。

そして・・・



オーナーの奥様の生演奏で、「星に願いを」を弾いて下さいました。
私の大好きな曲だったのでびっくりしました。 

こんなロマンチックなシチュエーションは似合わない二人ですが、「健康で一緒に山に登れることに感謝しよう」と話ました。

 


八方尾根と戸隠高原の旅

2011-11-06 | 登山・トレッキング

旅行会社のパンフレットによく出ている写真を見て前々から行ってみたいと思っていましたが
なかなか行く機会がなく、今回も別の所を予定していましたが、日数的にどうも無理だったので
急きょ八方尾根に決まりました。 尾根に登るゴンドラとリフトが11月3日が最終とHPに書いて
あったので即決まりました。
いつもしっかり予定を立てる私ですが、この度は直前の行先変更と他のことで忙しかったので
泊まる所だけ予約してあとは現地でなんとかしようと出発しました。11月3日午前2時30分のことです。

私「どこで高速降りるか知ってるの?」   主人 「いや知らん」
トイレ休憩で休んだSAでナビを打ち豊科インターで降りることがわかりました。 便利やねぇ。
あいにくのどんよりしたお天気で上に登ってもあかんかも・・・と話ながら木崎湖を抜け青木湖を通り過ぎ
ようとした時、目に飛び込んできたこの景色

 
こんな時一眼レフのいいカメラならもっと鮮明に撮れるのに・・・と思いましたが
湖面に映る景色、コンパクトデジカメの映像で分かりますでしょうか?
実際には本当に鏡のようで、どちらが本物なのか分からないくらいキレイでした。

ゴンドラ乗り場に到着しましたが、あやしい空模様で今にも降り出しそうです。
どうしようか迷いましたが、せっかくここまで来たんだし・・・
ゴンドラ乗り場のおじさんが、上まで行くと案外抜けていることもあるから(そこだけぽかんと青空になっている)と・・・
それを楽しみに登ることにしました。 ちなみに昨日は富士山が見えたらしい・・・
登っている間中、富士山を探してしまった(笑) こんな天気で見えるわけないっちゅうねん!



雲の切れ間から陽射しが降り注いでいるでしょう? 
右側手前の山がオリンピックのジャンプ台がある山です。

最後のリフトを降りてから、ゆっくり写真を撮りながら登っても1時間半もあれば八方池に到着します。



やはり白馬三山は厚い雲に覆われていました。
りっぱなカメラをスタンバイさせて山が現れるのを待っておられるその横で、ちゃっちいカメラを出して
撮影した写真です。
この池でも2千メートルを超える所にあるので11月で曇りとなればかなり寒いです。
お湯を沸かし、カップうどんとおにぎりで昼食です。 おいしいなぁー、温まるなぁー。
とうとう山は一度も顔をみせることなく私達は下山したのであります。 残念!

雨は降らないもののお天気はよくないので、栂池の散策はやめて今夜泊まる予定の長野市内に移動し
善光寺まいりをしました。
ホテルから歩いて30分くらいと聞いたので往復1時間ならOKと歩いて行きましたが山登りの後なので
さすがに疲れました。 歩行数は20,170歩でした。 過去最高です。
寝てないし、膝は痛いし、湿布貼りまくりでした (笑)


とりとめのない話

2011-10-18 | ひとりごと

ログインIDを忘れるほどご無沙汰してしまいました。

目まぐるしく時が過ぎて今年も残すところふた月とちょっととなりました。 

あっという間の一年で、先週主人の母の一周忌を済ませました。

遠くに住む長男夫婦も帰省し、いつもよりにぎやかな法要となりました。

ことのほか長男を可愛がり、生きていればどんなに喜んだことでしょう。

皆で撮った写真の中の1枚に誰とも被らずぽつんと光が入ったのが撮れ、

これはおばあちゃんにちがいないと長男が言っていました。

隠居の小さな庭の隅に母がみょうがを植えていて、数年前に帰省した時のことですが、

みょうがが生えているところを見たことがない長男は母に見たいと言いましたが、その時は生えていなくて、

今年は長男の帰省に合わせたかのようにたくさん生えました。

パーフェクトな母らしいなと思いました。

そうそう、お墓まいりをしても願い事ばかりしてしまいます。

昔誰かに聞いた話、神様には願い事を、仏様には感謝をするんやと・・・

それ以来、まず感謝をし、次に願い事です(一緒やん!) 家族が増えて願い事が多くなります。

ご先祖さんも大変やなー 安らかに眠られへん。

私がいつか先祖になったら、息子やまだ見ぬ子孫よ!あまり願い事はせんといてほしいわ(笑)

 


御嶽山 総集編

2011-08-08 | 登山・トレッキング

御嶽山で出会った風景のすべて・・・

ロープウェイから始まり、山頂での日の入りの瞬間、翌朝の日の出の瞬間。

登山道脇で出会った可憐な高山植物など、スライドショーでお楽しみ下さい。

 

 

            今度は紅葉に会いに何処かの山へ・・・


御嶽山 出会いの数々

2011-08-03 | 登山・トレッキング

お世話になったご主人と若いスタッフさんに見送られ山小屋を後にし、二ノ池、三ノ池を回る
ルートで下山することにしました。

二ノ池は海抜2905m、大きさはおよそ400×200m、水深3,5m、万年雪を湛える
日本最高所の高山湖です。



私達がお世話になった山小屋もここから水を引いており、下山用の飲料水として頂きました。 
もちろん池でも汲めます。

二ノ池のほとりでほら貝を持ったグループと遭遇。
ほら貝の演奏を聴かせて欲しいと申し出ると快く引き受けて下さり、小さなお社を舞台に
ミニコンサートの始まりです。  近くで聞くと意外と高音です。

 


ニノ池を過ぎたあたりから可愛い高山植物が顔を見せはじめます。 

 

賽の河原です。

ここを過ぎてまた少し登ると一気に視界が開けます。

三ノ池を見下ろす絶景ポイントでティータイム。 コマクサが至る所に咲いていましたよ。

三ノ池は海抜2720m.水深13.3m.、ここの水は御神水と呼ばれているそうです。
空にぽっかり浮いているみたい。


主人は登山に出発する朝お仏壇に手を合わせていました。
両親に御嶽山で会おうと言ってきたらしいのです。

会えたの?

 

ここからは長~い下りが続きます。 あの三ノ池まで下るんですもの。

振り返ると真っ青な空と雪と山が何とも言えないほどきれいです。



途中こんな所も歩きます。  こわ~!

雪渓も2ヶ所通ります。 



八合目の女人堂まで降りると後は行きのコースと同じ道を下りロープウェイ駅を目指します。
途中から足はガクガク、やはり下りはきつかったですが、なんとか無事に下山することが出来ました。
最高のお天気に恵まれ、雄大且つ荘厳な自然との出会いの数々。
これも御嶽山のご利益か、はたまた両親のお陰か・・・・・・・・感謝です。