花と景色とちょっとおいしいお話

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健康元年 パート3 結果編

2010-04-12 | 健康・ダイエット

期待と不安が入混じった診察日から、さかのぼること9日、エンジンがかかってから53日目、
東北旅行をあさってに控え早目に採血することにしました。
いつもは診察日に採血をして次回診察日に結果を聞くというパターンです。 
もちろん異常があれば即連絡が入ります。
せっかく頑張ったのに旅行で台無しになるのはいややし、結果も早く知りたいし・・・

血圧、身長、体重、体脂肪率、ウエストまわりの測定、「お~ すご~い!」 と看護師さん。
次は採血です。 「わ~! 血管が出てる」 と、またまた看護師さん。
今まで私の採血をするのは大変だったのです。 なにしろ血管が埋まっていましたから (ーー;)
無事採血を済ませ、心おきなく旅行に行き、もちろんたらふく食べたのは言うまでもありません。

前置きが長くなりました。 診察日、待合室で名前を呼ばれるのを待っていると、前の患者さんの診察を
終えられた先生が出てこられ、「さぁ入って、お待ちしていましたよ。よく頑張りましたね」とおっしゃいました。
パソコンの画面に私のデーターが折れ線グラフで映し出されます。
お~!なんと中性脂肪が劇的に下がってる。 自慢じゃありませんが、以前はかなり高い値でした。
あと少しで正常値。 ヤッター! 元々正常値内にあった肝臓の数値も理想的な値に。

ではHbA1cは? 下がってる・・・ けど (自分ではもっと下がってると期待していた)
そうは問屋が卸さない。 血液が入替わるのに120日というのは正しかった。
しかし先生は「これは凄い事ですよ」とおっしゃるし、私より興奮気味(何事も一生懸命で情熱をお持ちの先生なので・・・)
主人が「電話がかかってきいひんから、あかんのとちがうかと、この人は(私)ずーっと心配しててんで。先生なんで電話くれてないのんよ~」
主人はタメ口、先生は敬語、なんちゅうこっちゃ!言い忘れてましたが、二人で通っています。
「電話で下がりましたよ。あぁそうですか、なんて言っても感動がないでしょう?ご自分の目で確かめないとね」とおっしゃる。 ほんまにええ先生やなぁ。 この先生に出会えてよかった。

頑張った甲斐があった!  ♪うれしくて~うれしくて~こと~ばに~できな~い♪
ゴールを決めたカズのようにダンスをしたい気分だけど、スキップをして帰りました(^_^)v

とりあえず2ヶ月と思って始めたプロジェクト、こんなにいい結果が出て、続けないわけにはいかないでしょう。 120日というのも確かめてみたいし・・・
旅行の後もすぐに玄米食に戻し、毎日5キロ歩きました。
しかし、また難関がやって来るのです。 それは・・・  つづく・・・

と、そこの貴方、またか~と思ったでしょう?  今回はやめときます。
その難関とは・・・お正月です。 な~んや、そんなことかいなとお思いでしょうが、食事療法をしている者にとってお正月はやっかいなものなんです。
おせちは砂糖たっぷり、味付けが濃いうえにお餅や数の子といった高カロリーの物もあります。 
しかも喰っちゃ寝、喰っちゃ寝の三が日。
どうしよう・・・ 今年はおせちやめとこか? 息子「ええよ」、主人「・・・」 返事なしか・・・作らんとあかんのや・・・と心の中でつぶやく (この時まだ教室でツイッターを教わっていなかった)

おせちは2日くらいで食べ終わる量にして、調味料も極力お砂糖は使わずに、みりんを使用しました。
調味料のカロリーはバカにならないらしいので・・・
ただし黒豆は砂糖を入れないとおいしくなかったので入れました。
食べ過ぎなければ、昔からのおせち料理はヘルシーなものばかりです。

お正月も終り玄米食完全復活で2月初めの血液検査に向けてラストスパートです。
途中から一緒に歩いてくれた友達、ありがとう。 歩く時間に遅れそうやからと台所を手伝ってくれた息子、
ありがとう。 友達が休みの時ボディガードをしてくれた主人、ありがとう。
あなたたちの支えがあったから続けることができました。

プロジェクト開始から123日目、とうとう運命の日がやってきました (またまたオーバーな)
ジャジャジャーン!  
     中性脂肪 139  (40 ー 149)  * カッコ内は正常値
           HbA1c   5.6 (4.3 ー 5.8)
血液が入替わりました。体重は標準体重になり、体脂肪率も正常となりました。
血液検査報告書の測定値欄のが全部消えました。 ヤッターヤッターヤッターマン!
メタボ脱出! 正真正銘の健康元年となりました。

振り返れば長いようで短かった4ヶ月、この私が、よく続けられたものだと未だに不思議でなりません。 
しかしこれで終ったわけではありません。
嗜好や体質が大きく関わるので油断は出来ませんし、維持するのがまた大変です。
これからも玄米食とウォーキングは続けて、友達との楽しい食事会や間食も様子を見ながら取り入れ、
うまく自分の体をコントロール出来たらと考えています。
長々と私事にお付き合い下さいましてありがとうございました。    おわり
 

 

 


健康元年 パート3 実践編

2010-04-09 | 健康・ダイエット

クリニックの先生の忠告でスイッチは入ったものの、どうすればいいのかわからず
エンジンがかからないまま、一日また一日と過ぎて行きました。

次回の検査は2ヵ月後、この時に結果を出したい、出さなければ!
よ~し! どれだけ数値を下げられるか自分の体で試してみよう。
そう思ったら俄然ファイトが湧いてきた。

まずネットで糖尿病について調べました (今頃かい?)
まぁ、怖いことが書いてありますわ。 
薬を一生飲み続けると何百万かかるとか・・・(そっちの怖いかい!合併症やろ!)
これを実行すれば必ず血糖値が下がります。 ふんふん、どんなん? ず~っと読んでいくと
「ここから先は本を購入して下さい」やて。 なんぼ? ン万円 高っ!

私が特に下げたいのは、中性脂肪とHbA1c(ヘモグロビンエィワンシー)ですから、まず食習慣の見直しです。
実践出来そうな内容の本を2冊購入しました。 計2,800円也
玄米を美味しく炊く方法や体に良いお惣菜のレシピ本と、もう1冊は玄米を使った食事療法と
その体験談が載った本です。 これはモチベーションアップに役立ちました。
まずは2ヶ月間、過食をやめ、腹八分目を心がけ、動物性脂肪は摂らず、おやつは食べないと決めました。

次に運動です。 今まで30分程度歩いてましたが効果が出ませんでしたので
これからは約4キロ(50分弱)を毎日歩くことにしました。

こうして私の一世一代のプロジェクトが始まりました。(ちとオーバー)
やりはじめて3日間は玄米食が間に合わず、白米だったのでお腹が空いて空いて・・・夜の長いこと!
頭の中をチョコレートが、大福が、ロールケーキがグ~ルグル。お腹もグ~ルグル(こんな時におやじギャグ)
ところが玄米食にすると、あ~ら不思議あんまりお腹が空いた感じがしない。 いいぞ、いいぞ!

夕食が終わるとウォーキングというパターンで、雨の日も傘をさして歩きました。
すると、ひと月目は一週間に1キロの割合で体重が落ちていきました。
ふた月目に入り玄米食にもウォーキングにも慣れて、楽しささえ感じるようになってきました。
このころからウォーキングを5キロに増やしたところ、停滞期もなく10日に1キロの割合で体重が落ちていったのです。
こんなに痩せるとは思ってなかったので家族もびっくり、私が「そやけど皺が増えたわ」と言うと、息子が
「デブいよりええで」と言う。 (今までデブくてすまんなぁ) (ーー;)

体重を落そうと始めたのではありませんが、体脂肪が燃焼しているから体重が落ちているわけで、中性脂肪に関しては効果は出ているだろうなと感じていました。
これでダメならどうしたらいいねん!
ただ、血液がすべて入れ替わるのに120日(約4ヶ月)かかるので、まだその半分しか経っていません。
HbA1cはどうなんだろう、ちょっぴり不安を抱えたまま当日を迎えました。    つづく・・・    

 

 


健康元年 パート2

2010-04-01 | 健康・ダイエット

私は成人病予防のため神戸にあるクリニックに2ヶ月に一度通っています。
そこでは血液検査、血流検査、心電図、運動時の心拍や血圧測定、エコー等々
いろんな検査をして下さり、自分の体が今現在どのような状態なのかを知ることができます。

何年くらい前でしょうか、市の健康診断で複数の項目に要検査、要医療の診断結果が出たんです。 
高血糖、貧血、肥満、高脂血症・・・
気になりながらも自覚症状はないし、薬の嫌いな私は、運動でもしたらいいわと放っていました。
結婚前は運動も好きで体型も細かったのですが、結婚してからは出産の度に太り、衣替えの度に太り (ーー;) どんだけ~

ダイエットの為に始めたソフトエアロビクスの先生の紹介でクリニックに通いはじめました。
クリニックの先生は薬はなるべく使わずに生活習慣を見直して病気を改善していきましょうというお考えの方で、検査結果や診察結果をそれは丁寧にわかり易く説明してくださいます。
通い始めた頃の数値は成人病予備軍程度でした。
病院に行ってる、定期的に検査をしてるという安心感から大した努力もせず、先生の熱心な指導に応えることもなく、数値はじりじりと右肩上がりになっていきました。これが経済ならええんやけどね(ーー;)
昨年の夏にそろそろ薬を考えましょうと言われ、いやあかん!もう少し待って・・・
と言いながら食べたいものは食べ、歩いたり歩かなかったりと、深刻に考えませんでした。
当然の如く結果は惨澹たるものでした。通い始めてからの数値の移り変わりの一覧表をもらい、これが私の
生活習慣の結果なのだと思い知らされました。
私の体は不思議(先生曰く)で、普通なら肝臓の数値がもっと悪くてもおかしくないのに、
「ご自身の体は必死に耐えて、これが限界かも知れませんよ」とおっしゃる。
この言葉にスイッチが入ったんですね。
親からもらった丈夫な体を自身の意思の弱さからダメにしてしまっていると・・・

ごはん大好き、おやつ大好き、運動あまり好きくない ( 古っ!)
さぁこれからいったいどうやって頑張ればいいんだ?      つづく・・・ 

 


健康元年

2010-01-09 | 健康・ダイエット

何を隠そう私は3ヶ月前までメタボでした。
それがな~んと2ヶ月で劇的に数値が下がったのです。
どこかの通販のキャッチコピーのようですが、本当なんです。
自分でもびっくり! やれば出来るんだ~

で、年頭にあたり、今年を健康元年として今の健康状態を維持しながら
楽しく暮らしていきたいなと願っています。