花と景色とちょっとおいしいお話

かわいいお花と素敵な景色、グルメやちょっと耳よりなお話も・・・

空に向かって

2010-05-29 | 

青い空に白い雲がたなびいて、ほんとうに気持ちのいい一日でした。

 

空に向かって両手を広げているようです。



平荘湖のそばのちっちゃなラベンダー園にて・・・ 


故きを温ねて新しきを知る  Vol.8 最終回

2010-05-19 | 旅行

長らくお付き合いいただきました旅行記も最終回となりました。
この写真に向かって右手方向に一番の目的地があるのです。

左手はこの景色です。



さて右手は・・・



ちょっと、そこのおっちゃん! 何してますのん。 密漁はあかんよ! 


失礼しました。 ではあらためまして・・・



もうお分かりですね? 雨晴海岸から見える立山連峰です。



テレビやポスターでしか見たことのないこの景色、ずっとず~っと憧れていた。
立山へは行ったけれど、海に浮かぶ姿は眺めたことがない。
やはり3千メートル級の山々、そう易々と全貌を現すはずがない。
ス~ッと雲がはれてくっきり見える瞬間があるのではないかと目を凝らして見ていた。
いつまでもいつまでもこの海岸に立って眺めていたかった。
もう帰るとなるとよけい名残惜しく、何度も何度も振り返りながら車に乗りました。


ちょうどお昼になったので富山市内のどこかでお昼を食べてから帰ろうということになり8号線を走ると・・・   きゃ~!この景色です。



さっきお別れしてきたのに・・・もう嬉しくて嬉しくて

8号線をそれると今度は横手に



老後は「富士山の見えるところに住みたい」が口癖だったのに、「富山に住みたい」に変わりそう。


昨夜ホテルのテレビで富山湾でしか獲れない白えびを、かきあげ丼にして食べていた。
あ~っ! 昨日テレビで紹介してた白えび丼をやってる道の駅が・・・すごい車の列
並ぶの大嫌いな主人には無理。 富山の駅前ならお店があるかもしれないということで行きました。 
ありましたよ。



これに白えびのお刺身とお吸い物が付いています。 お刺身、甘くてとろ~っとして美味しかったです。

この後、神通峡に立ち寄り2時45分富山インターより北陸自動車道に乗り、車窓から立山連峰、乗鞍岳、
白山連峰に別れを告げ帰路に着きました。

Vol.1の冒頭で紹介した風よけはデビューを果たせませんでした。期待させてしまってごめんなさい。
以前に旅行した時、富士山のすそのでテーブルを広げお茶を飲んだことがありました。
それが忘れられず今回も・・・と思ったのですが、見どころが多くて時間的に余裕がありませんでした。

 

           ・・・旅先で見つけたお気に入り・・・



飛騨古川の三嶋さんの和ろうそく、 高岡市金屋町、喜泉さんの一輪挿し(主人がひとめぼれ)
妻籠宿で買ったほうき ←なんでやねん! 旅行に来てほうき買うか?
値段に惚れた、200円と300円。 2組購入、母にもおみやげ。 もっとええもん買うたって!

今回の旅は、まず富山ありきでそれ以外は後付けでした。しかしその後付けのそれぞれの場所で
素晴らしい出会いがありました。
景色は、それはもう言葉で言い表せないくらい素晴らしいものでした。
それにも増して素晴らしいのは、そこに暮らす人々でした。
日本の生活様式は大きく様がわりし、伝統を継承して行くのが困難な時代です。
しかしながら、長年培われた技術や精神は時代が変わっても、それに携わる人々の知恵と努力と地域の協力でしっかり受け継がれていました。
土地柄でしょうか、芯はしっかりしているのに謙虚で気品があり、人に優しく、今なお勉強中と皆さんおっしゃる。 その真摯な姿勢に深く感動しました。
いつもならバスや車でさら~っと通り過ぎてしまう旅が、歩きを取り入れることでこんなに中身の濃い、
教えられることの多い旅になるとは思ってもみませんでした。
ぜひ季節を変えてもう一度訪れたいと思います。

                                                 おわり


故きを温ねて新しきを知る  Vol.7

2010-05-17 | 旅行

今回の旅行の第一の目的地に行く前に、予定になかった高岡御車山祭と町並み見学をすることにしました。
高岡の予備知識は何もなく大仏があることと、商業の町?くらいしか知りませんでした。
昨夜、ライトアップされた御車山を見に行き、道路脇に並ぶ夜店の数にお祭りの盛大さを知りました。

  ↓守山町の御車山          ↓御馬出町(おんまだしまち)の御車山



交通規制もあるので、正午の巡行を見ていると渋滞に巻き込まれ高岡の街を抜けられないかもしれないので、朝早くに山車を組み立てる様子を見学することにしました。
8時30分にホテルを出て組立てが行われている町を訪ねました。
一番街通の御車山・・・車輪がりっぱでしょう? 元は御所車だったというのがうなずけますね。
何人もの方が朝早くから準備をされています。   



御車山の先端の鉾留は神が降臨するための目印だそうです。
木舟町の御車山(左)の鉾留は胡蝶、一番街通の御車山の鉾留は釣鐘です。
1基の御車山に50名の人が付き従い、それが7基もあるのですから、それはそれは華やかな巡行でしょうね。



木舟町の胡蝶のアップ・・・昨夜、木舟町でお酒を振舞っていただきました。



これから巡行に参加される方々・・・ 写真をお願いすると、快く引き受けてくださいました。



重厚な土蔵造りの町並みの中を山車が巡行します。



 

巡行を見たい思いはありましたが、先を急ぐのでホテルに戻りチェックアウトを済ませ9時40分最終目的地に向って車を走らせました。
すると、「千本格子の家並み」の標識が・・・おぉ~バックバック! 寄って行こう!
落ち着いた佇まいでしょう?



ここは鋳物の町で、溝蓋も鋳物で出来ていました。 個人のお宅の外灯もおしゃれ。




ちょっと覘いてみようと立ち寄ったお店・・・



香炉だったかな? あまりに可愛らしいのでパチリ!



「高岡、いい所やったなぁ。 人も温かかったしなぁ。」と話ながら今回の旅の最終目的地であり、一番の目的地へと車を走らせるのでした。

*2泊3日の旅行記がこんなに長くなるとは思いませんでした。 もう飽き飽きされているかもしれませんが
ご容赦くださいね。                           次回はいよいよ最終回・・・

 


故きを温ねて新しきを知る  Vol.6

2010-05-14 | 旅行

Vol.5を見て下さった方、「シ・ラ・カ・ワ・ゴ・ウ」 と、どこで口を止めるか試されたのではありませんか?(*^_^*)

2時20分に白川郷を出て、飛騨合掌ラインを通り、世界遺産菅沼合掌造り集落に到着しました。
私達は合掌造りのコテージやキャンプ場のある合掌の里から歩いてトンネルを抜け集落に行きました。


キャンプ場の土手に可愛い花がいっぱい咲いていました。
この花の名前、なんていうのかなぁ・・・

乗ってみたかったなぁ、かごの渡し・・・(超怖そう)



動かないように、しっかり結えてありました。 残念!




展望広場の絶景ポイントから・・・


3時45分出発、このあと相倉集落に行きましたが時間の関係でちらっと見ただけですが、素敵な所でした。
雰囲気が一番いいかも・・・ 
4時50分、かみすきの里に寄り、本日の宿泊地は富山県の高岡です。


高岡へ行く途中の砺波のチューリップ畑


麦畑もたくさんあり、その中に色とりどりのチューリップ畑が点在しているのできれいなこと!
主要道路を走らずに、一時農道の景色を楽しみました。
高岡のホテルに着いたのが6時過ぎ。
ホテルで若いカップルから今夜、お祭りの宵宮があること聞く。
高岡 御車山祭(たかおか みくるまやままつり) といって、重要有形・無形民俗文化財に指定されて
いるそうです。 明日は正午から山車の巡行があるとのこと。
へ~知らなかったなぁ。よくホテルが取れたもんだ。 
今夜は7基あるうちの3基がライトアップされているらしいので食事の後、見に行くことにしました。 

いよいよ明日は最終日、私が一番行きたかった所が、ここ富山県にあるのです。
その前にお祭り見学しよっと!



 





 


故きを温ねて新しきを知る  Vol.5

2010-05-12 | 旅行

もうお分かりでしょう。鯉のえさで、棒状の「ふ」です。 鯉のえさ置きも景観を損ねないように気を使われているんでしょうね。

画像が粗くて見えにくいですか?
ギャラリーに散々へたくそとなじられ可愛そうになりましたが、観光客を楽しませるためのパフォーマンス
だとしたら、ここの鯉はすごい役者ぞろいですなぁ。
(動画の声の主は関西弁ですが私達ではありません)
11時10分、ひょうきんな鯉たちに別れを告げ、次の目的地に向います。


途中、道の駅に立ち寄り、清見インターから高速に乗り12時20分、白川郷に到着しました。 



岐阜県北西部、白山に源を持つ庄川の上流にあり、1995年に合掌づくり集落がユネスコ世界文化遺産に登録されました。

白川郷最大級の5階建て合掌づくりの長瀬家は250年続く旧家。



1階は主な生活の場、2階は使用人の寝所等、3、4階は養蚕、5階は薬草の干し場だったそうです。

城山に登ると白川郷が一望できます。



ここで記念撮影しようか、誰かにお願いしよう。
すると「お手持ちのカメラのシャッター押します」の声。あの人に押してもらおう。首からごっついカメラぶら下げてはるわ。
「すいません、お願いします。」 「はいどうぞ、そこに立って下さい。」
「は~い、いきま~す。」 「シラカワゴウ、シラカワゴウ、シラカワゴウ、シラカワゴウ」 とカメラマンのお兄さんがリズムよく
連呼。
えっ、なにそれ! それ言うのん? ハイ、チーズといっしょか? どこで口を止めるんよー。 
「ウ」で止めたらあかんやろ。 ひょっとこ顔になりますがな!
てなことを考えてましたら、「はい、きれいに撮れました」。 さすがプロ! お兄さん画像を確認。
「はい、もう一度。」 (撮れてないんかい!)

お兄さんのカメラで、もう一枚撮られ、「気に入ったら買って下さい。30分後に出来ます」 だって。
ええ腕にええカメラ、そらきれいに撮れてますわ、景色が・・・


1400円、 高っ! やめとこ!(買わへんのか!)
↓お兄さんが撮ってくれたマイカメラの写真。