まさにゴールデンなウィーク 総集編

タンデムのあとは体験です。

パラグライダーの取扱いの説明を受け準備運動とストレッチをし、一式を背負って

写真の山をのぼります。　重いので結構しんどいです。

 

初めてでも案外うまく飛べましたよ。

夕方になって風があまり吹かなくなり、これで最後にしようと飛んだらすぐに落ちてしまって

それも顔からです。　土の付いた顏を見て主人が笑ってました。　でも楽しかった～

 

3日目は甲府にある昇仙峡へ行きました。

旅行社のパンフレットに紅葉の時期になるとよくツアーが出ていますね。

甲府のホテルから20分くらいで行け、お天気が良いと、甲府盆地の向こうに

富士山が綺麗に見えるらしいので予定に入れていましたが、あいにく曇りで頂上へ登っても見えませんでした

でもここには　影絵の森美術館　があってそれはもう素晴らしくファンタジーな世界です。

私達にとっては、ここだけでも来た価値が充分ありました。

このあと帰路に着くわけですが、昨日のタンデムのインストラクターに平日でも午前0時～4時までは高速

道路が半額になると聞いて、それは利用せねばと、ゆっくり帰ることにしました。

あ、そうそう！　甲府ではB級グルメでグランプリを取った「奥藤」のもつ煮込みを食べました。

さすがグランプリ！　本当に美味しかったです。　おそばも美味しいし、店員さんもすごく感じ良かったです。

夜中まで時間はたっぷりあるので下道で白州を通り、諏訪大社へ寄り、山を越えて木曽へ。

なれた道を通り、馴染みの宿でお風呂だけ入って帰って来ました。

食も自然も体験もすべてがゴールデンなウィークでした。

 

旅の締めくくりにアルプスと富士山の雄姿をご覧ください。

 

 

 

 

 

まさにゴールデンなウィーク 3

ここは富士山の西側の麓、朝霧高原にある小高い山の上です。

南風を待っています。　海側から吹く風です。

今は北から風が吹いています。

 

 

実はここからインストラクターと一緒にパラグライダーで飛びます。　

タンデム（縦）といって前後に二人並んで、写真の黒いラインの真ん中くらいのところから

走って飛び立ちます。

ここから右手方向にまわり山肌を流れる滝を見に行って、またぐるっとまわって

草原の上空を飛びながらパラグライダースクールのある草原に着地します。

風を待つ間に経験豊富な方のいろんな話が聞けました。

長く飛ぶ人は9時間とか飛んでるそうですよ。

私がお世話になったインストラクターは外国でもよく飛んでおられ、スイスでは個人のお宅の庭に

降りてしまったそうで、気づかれないうちにさっさとたたみ、そお～っと帰ったこともあるとか・・・　

 

そうこうしているうちに南風になったので飛ぶことになりました。

主人が先に行きます。

気持ちよさそうに飛んでます。

 

次は私の番です。　決して座り込まないようにと言われましたが、急に強い風が吹き足が浮いて

後ろに尻もちをついてしまい立ち上がろうにも前から風を受けるのでなかなか立ち上がれません。

補助の方に起こしてもらいなんとか立ち、数歩走ったらすぐに飛び上がりました。

怖いのかなぁと思っていましたが、ぜ～んぜん怖くない、超気持ちいい～！ 

写真を撮るときは足を入れると飛んでるのがわかるのでいいですよと教えてもらいました。

こんな合成写真ありますよね（笑）

そして前方には・・・

これがしたかった！　もう気分は最高です。

見上げることなく真正面に・・・　　　　　曇りもなかなか幻想的！

 

　

だんだん地上が近づいて来ました。　　いやだー、降りたくない！

いつまでも飛んでいたいけどそんなわけにもいかず・・・・・終了

 お世話になりました。　

そして写真の後ろに見えるぽっこりした山で1日体験をします。

 

まさにゴールデンなウィーク 2

今回の旅のメインは2日目です。　

人生初の体験をします。　ドキドキ・・・

お天気は曇り、お日様はまったく顏を見せません。

本日はここで1日（午前9時～午後5時まで）過ごします。

朝、車で30分くらいのホテルから8時40分頃到着しました。　

前もって予約をしております。

受付で、同意書にサインをし、保険に入り手続き完了。　

 

では行きましょか・・・何の説明もなく車の一番前に乗せられ、がたがたの道を走り

私なら最低3回は切り返しするであろう急なカーブも見事に切り返しなしで進んで行きます。

そしてこんな所へ・・・　　　　

みどりのトンネル・・・こんな所、大好き。　　

しばらく行くと山の中に秘密基地のような小屋が・・・　写真はありません。

びっくりして撮るの忘れてました（笑）

秘密基地のような小屋はトロッコの発着場所でした。

トロッコと呼ぶのが正しいのかどうか知りません。

レールが1本なのでモノレールでしょうか・・・

とにかくこんな風に登って行きます。　

1枚目の写真と緑の濃さが違うでしょう？

新緑には早いですが、いたる所にすみれが咲いて、うぐいすが鳴き、鹿の鳴き声

も初めて聞きました。　　

上へ上へと登って行きます。　　ドキドキ、わくわく！　

 

突然トロッコが止まった！　　しかも一番急な所で・・・

少し進んでは止まりを繰り返すうち進まなくなりバックしはじめた・・・こわ～！

エンジンをかけるとバックしてしまうので、無線で連絡を取り先発隊のトロッコを降ろしてもらい

私達はそれに乗り換えて、故障したトロッコは小屋に戻すことになりました。

トロッコを降りると立つのも大変なくらいの急勾配です。

何かにつかまっていないと立っていられないです。　スタッフさんもこけていました（笑）

 

 

やっとの思いで着いた場所がここ！

 

すっ、すっご～い！　　怖い思いをしたことなんて吹っ飛んでしまいました。

 

まさにゴールデンなウィーク

予定を立ててホテルやその他の予約をしたのが約１ヶ月前。

出発前の天気予報で1日目は晴れ、2日目、3日目は曇りとなっていたので

1日目と3日目の予定を入れ替えました。　ホテルは変更出来ませんのでそのままで・・・。

いつものように朝4時出発です。　連休初日の高速道路はかなり渋滞していたようですが、

今日はスイスイです。

何度も行ってる長野ですが、知らない所がまだまだあるものですね。

昨年の同時期に同じ道を往復したのにね。　

有名な所は観光地化されてしまって感動が薄いです。

人が少なくて大自然を独り占め出来るような所が大好きです。

 

お～い、アルプス！　また会いに来たよー！

中央アルプスです。

南アルプス仙丈ヶ岳です。

真ん中、遠くに見える山が甲斐駒ヶ岳です。

ここは長野県伊那市にある鹿嶺高原です。 方位版にあるように３６０度パノラマです。

１日目と３日目を入れ替えた理由がおわかりいただけましたでしょう？

到着した時は私達ともう１組だけ、頂上は私達だけでまさにアルプス独り占めです。

写真の腕が悪いうえに逆光と春霞で思うようには撮れませんでした。

しかし実物は超感動ものです。

 

今回の旅は「１日１ヶ所でゆっくりしよう」ですから・・・ランチタイム！

何もありませんが、　テーブルを広げ、大自然の中でアルプスに囲まれて食事・・・なんと贅沢なことでしょう。

 

 

鹿嶺高原は桜で有名な高遠の近くにあります。

高遠城址公園の桜は終わっていましたが、しだれはまだなんとか残っていました。

大きすぎて全貌がカメラに納まりません。

山の木々も芽吹きはじめ、土手には土筆やたんぽぽがたくさん咲き、溝には勢いよく水が流れ、

人は田畑の準備に勤しみ、伊那の山里は長い眠りから一気に目覚めたようでした。