昔の夢見る夢子ちゃんは思いました。
まるでおとぎの国の入り口のよう・・・
小道の先から、こんなドレスや・・・・・
はたまた、こんなドレスを身にまとったお姫様が現われるかも・・・
小学生のころ赤毛のアンを読んで感化され、空想とか妄想ばかりしていた時期がありました。
女の子はみんなアンのような時期を経験して大人になり、現実的になり、したたかになり (笑)
横柄になり (どこまで行くねん!)、年だから仕方がないと開きなおる。
でもこの写真を見て感じたのだから、少女の心はまだ残ってると信じたい (オイオイ、厚かましいぞ!)
実はここでバイオリンとコラボしたジャズコンサートがあり、それはそれは素敵な時間を過ごしました。
誘って下さったお友達に感謝!
大切ですよね、非日常。
タイトルと ↓ の写真が???でしょ
以前は鉢で育てていました
残念ながら枯れてしまいましたが
石の間のわずかな隙間に落ちた種から
芽が出て花が咲いて今年で4年になります
わが家のど根性アルペンブルーです
ありがとね! 元気をくれて・・・
こぼれ種から芽が・・・
DNAを受け継いで
たくましく育ってね
2日目の夕方から雨が降り始め、3日目も雨だったので適当にあちこち寄りながら帰路に着く予定でした。
昨夜、ホテルの部屋で道の駅でもらった木曽の冊子を見ていたら、木曽福島駅から1.4キロの所に権現滝というのがあるらしい。 へ~そんなに近いのなら時間的にもOKかなぁ・・・
雨がやんだら、そこへ寄ってから帰ってもいいなと思っていました。
権現滝への登り口に大悲観音があり、まずお参りしました。 50メートルも行かないうちに「熊に注意」の大きな看板が・・・ え~っ! また~
まさか、民家もあるのに? 大丈夫やろ? 熊除けの鈴は家に置いてきたそうな・・・
途中で石を拾ってカンカンと打ちながら歩きました。 熊がいないかまわりをきょろきょろ、景色を楽しむどころではありません。 本当に熊が出るのでしょう、鉄の棒と槌が設置してあり、熊と出くわさないように鳴らしなさいと書いてあります。
おぉこわ~! しんどいめをしてここまで登ってきたけれど熊に襲われたらどうしよう、山の中は私達2人だけみたいだし、息子に迷惑がかかるなぁ~ 引き返そうか、いやせっかくここまで登ってきたんだから・・・
頭の中は堂々めぐりです。
駅から1,4キロって本当? 行けども行けども滝にたどりつきません。
熊が水を飲みに下りてきそうな景色でしょう?
本当はこんな落葉がふかふかの山って大好きなんですが、今回に限っては楽しむどころではありませんでした。
あったあった! 着いたぞー! 先を行く主人の声
すると山の上から尾根づたいに歩いてこられた登山グループ発見!
あ~やれやれ、 ほっとしました。
帰りはルンルンで、ゆっくり景色を見ながら写真を撮りながら下りてきました。
山から下りて大悲観音様に無事帰れたお礼をとお参りに行くと先客がありました。
挨拶をすると、その方は時々ボランティアで木曽福島の観光案内をしていらっしゃるそうで、その日はプライベートで奥様とお出掛けされてたのに、私達に木曽福島特有の崖家造りの説明等をしてくださいました。
他にもおすすめの観光スポットを教えてくださいましたが、もう帰らないと渋滞に巻き込まれるので、またの機会にと名刺を頂き、そこでお別れしました。
車に乗ってすぐに先ほどすすめられた山村代官屋敷(島崎藤村の小説「夜明け前」の主人公、青山半蔵が呼び出しを受け出頭した場所でもある)があったので、これも何かの縁と寄って行くことにしました。
受付の人に、言わなくてもいいのに先ほど出逢った方のことを主人が話しました。 すると「〇〇先生とお知り合いの方ですか?」と・・・ いや、さっき出逢ったばかりで知り合いではないのですが・・・(さっきの人、偉い人やったんや・・・)
受付の方は〇〇先生の名刺を持ってる私達に失礼があってはいけないと思われたのか、それはそれは詳しく丁寧に屋敷内を案内してくださったので恐縮してしまいました。
今回、ブログでは紹介しませんでしたが、馬籠にある島崎藤村の記念館や小説の舞台になったところ、また木曽福島にある関所や奈良井宿にも行ってきました。
大自然に触れ、歴史や文化に触れ、人の優しさに触れ、なんと贅沢な旅だったでしょう。
若い頃ならこんな旅は出来なかったでしょう、年を取るのも悪くない・・・と思えたのでした。
今回は寒さ対策と非常食は万全にして行きましたが熊は想定外でした。
無事帰って来れたから良かったものの大いに反省しております。 皆さんもお気を付け下さいね!
赤い目盛り見えますか?
旅の2日目はこんな気温の場所に行ってきました。
ロープウェイで一気に氷点下の世界へ・・・
♪ へんなおばさん・・だこりゃ・・へんなおばさん ♪
ここは中央アルプス駒ヶ岳、 夏なら一面の高山植物でいっぱいの千畳敷です。
寒くて冷たくて顔が痛いです。
時々突風が吹いて何かにつかまっていないと滑りそうになります。
ロープの向こうはスキー客か登山ならアイゼンを付けた人以外は立ち入り禁止です。
でもね、この空!
すごいスピードで雲が流れて行くんです。雲の間から陽が射したり、そうかと思うと黒い雲が渦を巻くように
流れて行ったり・・・刻々と変化します。
帰りはロープウェイのしらび平駅の近くの遊歩道を散策しました。 私達2人だけです。
ロープウェイはぎゅうぎゅうの人だけど、みんなそのままバスに乗って帰ってしまうんですね。
もったいない、もっと楽しまなくっちゃ!
熊に注意だって! こわ~!
あずま屋でお湯を沸かし、あったか~いお味噌汁とお弁当で遅めの昼食、そして食後のコーヒー。
食べる時は熊のこと忘れてました(笑)