いつの間にか雨があがり、街道にはたくさんの人が・・・
しかし不思議なことに騒がしくない。石畳が物音を吸収するのか、馬籠が持つ独特の雰囲気がそう感じさせないのか、鳥の声と疎水を勢いよく流れる水音だけが街道に響いていました。
名残惜しさを感じながら馬籠宿を後に中山道を北へと進みます。
ところどころ、車道と旧街道が交差していて、昔の人はこんな険しい山道をろくな装備もなしに歩いて江戸へ、京へ行ったのかと思うと、靴を履き、快適なヤッケを着て、車で移動するのが申し訳ないような気がします。
峠を越えて宿のあかりが見えた時どんなに嬉しかったことでしょう。
途中、新緑の男滝、女滝に立ち寄り妻籠宿へ。かなりの人出で賑っていました。
個人的には馬籠の方が好きかな・・・
11時40分、妻籠宿を出て木曽川沿いの19号線を走ります。
「おなかすいたなぁ、お昼やし何か食べよう。何が食べたい?」
「この辺はそば処やから、そばでも食べよう。寒いし・・・」
で、入ったお店(写真撮るの忘れた。↑のお店ではありません)、なかなか感じがよろしい。
しかし汁そばはなく、ざるそばのみ・・・(汁そばは邪道なん?ここらの人は寒い時でもざるそば食べるんやろか)
天ざるを注文し、まさに旬の山菜を頂く・・・美味しい! おそばもそば粉100%なのにもちっとして美味しい・・・けど冷たい。 こない冷やさんでもええのに・・・そばつゆキンキンに冷えてました。
体の芯まで冷え切って外にでました。早よお日さんに当ろう^_^;
次なる目的地は木曽川の支流にある景勝地、柿其渓谷と阿寺渓谷、そして寝覚の床。
あれ?寝覚の床の看板が・・・行き過ぎやわ。おなかがいっぱいになってナビに次の目的地を入れるの忘れてた。 柿其と阿寺が手前にあったはず。阿寺はナビにでない。
観光協会に電話、担当者がいないらしい。役に立てへんなぁ。
コンビニのお兄ちゃんに聞く、来た道を10分くらい戻ったところに阿寺、さらに10分戻ったところに柿其に入る道があるとのこと。ありがとう!
あったあった!阿寺渓谷の標識、なんでわかれへんかったんやろ
木曽川に架かるりっぱなアーチ型の橋を渡ると阿寺渓谷です。渡ったすぐの所に駐車場が・・・
ここに止めて歩くんやろか、車で行けそうやけど・・・一旦車を止めて見てみようと車をバックした時
わっ! 突然現れたこの景色・・・・
ええ~っ、いつからこの山(右手が御嶽)が見えてたん?今までこの景色を見過ごしてたん?
雨は完全にあがってたけれど、陽も時々さしてたけれど厚い雲があったように思う。
高い山がない地域に住んでいる者は斜め上を見るということに慣れてないからか?
なんと私達はラッキーな・・・雨のおかげで渋滞はなし、しっとりと馬籠と新緑を楽しんだ後はこの景色だもの。
あまりの感激で阿寺渓谷が吹っ飛んでしまいそうですが、いえいえ、この水の色を見てください。
逆光でうまく撮れてなくて残念ですが、写真よりもっときれいで水の流れもダイナミックです。
19号線からちょっと入ったところにあるので、この方面へ来られる時はぜひ寄ってみて下さい。
そしてまた来た道を戻り、のどかな山あいの村をぬけ柿其渓谷へ・・・ どうです?この景観。
岩魚もゆうゆうと泳いでいます。
阿寺渓谷も柿其渓谷もこんなにきれいな所なのに人が少なくて、だから綺麗なままなのかも知れませんね。
予定していた寝覚の床はあまりに人が多すぎてパスしました。 本日はここまで・・・
御岳山の雪解け水なんでしょうか透き通るようなお水の色。綺麗ですね。
妻籠、馬籠よく聞くのですが未だ行った事がないので、いつか行ってみたいなと思います。
寝覚の床の近くの林の中のユースホステルに泊ったのだ。それから・・・
計画立てて、いろんな所に寄れて、車ならでは
ですね。
雨上がりなのに綺麗な水の色。せせらぎ(もっと大きい?)の音が聞こえてきそう。
次はどこ
いつも楽しみにしてくださりありがとうございます。今までいろんな所へ行ったけど日記も記録もほとんどないから、ブログのおかげで自分自身に旅日記が残せます。バラさんは日記をつけていらっしゃるから、たまに読み返すとその時の自分に戻れて懐かしいでしょう?
inukiyoさんへ
本当にきれいな色でしょう?上流にダムを作る計画があったそうですが、この水の色を保存するためダムは作らなかったそうです。
ちーちゃんへ
へ~下着から全部?大変な思いをされた旅ならなおさら思い出深いでしょう。
東北もいいですね。この夏、青春18切符初チャレンジする予定です。また教えてね!
にこにこさんへ
>雨上がりなのに綺麗な水の色
私もそう思った。ここは雨が降っても水の色が変わらないらしいわ。
ユースホステル、懐かしいな。学生時代、旅行といえばユースホステルだった。
今はビジネスの方が安いからビジネスばかり。体操もないし、歌うたわんでええし^_^;