南仏2日目は、まず、グルドン’GOURDON
コートダジュールで「もっとの美しい村」3つの中の一つで、標高760mという高いところに位置する村だ。
コートダジュールというと、海のリゾートを想像しがちで、私もそう思っていたが、ニースでのバカンスは、夏は海、冬はスキー場へも遠くないという絶好のリゾート地なのだそうだ。
途中の道から、その姿は御覧の通りの絶景。
外に出ると私は高所恐怖症なので、そばによることもできないが、なんとフランス人はこの通り,断崖?にもひょいと腰を掛けてしまう。小さなころから危険についても教えられ、慣れているのだろうかといつも思う。
村に着くと、小さな村なので、あっという間に見て回れる。観光地としてもフランスでは有名なのだろう。観光客相手のお店もたくさんあった。
私はこういう村を歩くのがとても好きなので、十分満足できた。
ここで、ランチかなとも思ったが、グルドンを離れて、次の場所へ行くためにまた来た道を降りていくことになった。
午後から訪問予定のグラースの近くで、食べることになった。
リヨン料理の店だった。リヨン名物と言えば、「クネル」なので、私もアニエスもそれにした。
アンリは、臓物系のソーセージ料理の「アンドゥイエット」
これは、私にとってフォアグラより苦手なものだ。ヘルシー志向のフランス人はあまり食べなくなっているそうだが、好きな人はとても好きらしい。
デザートまでしっかり頂くことにした。プロフィトロルを頼んだが、アンリがチョイスしたパフェの様なものは、とても美味しそうだった。
このあと、公園を散歩していると、出会ったシニアカップルは、「日本に行ったことがある。親切だし、清潔で、美しい国」とお褒めの言葉を頂戴し、アンリ夫妻も自慢げ?でうれしそうにしていた。こういう時、いつも先人が築いてきた日本文化に感謝する。
午後は、香水の町、グラースへ。