中型のスーツケース+小型キャリーを持っているので、トラムがいいだろうと思った。(階段の昇降がないから)
しかし、トラムが来ない。どうやら、間引き運転?またはトラムは路面を走るので、デモなどの影響もうけることがあるらしい.。そのせいか、待っていた人たちが三々五々離れて行ってしまった。
私も心配になり、エリック宅へ戻り、電話をすると(日本経由の緊急対応)、イザベルが下りて来て、一緒にトラムのホームで列車が来るのを待ってくれた。
そうこうしているうちにほどなくトラムがやってきた。
トラムからバスに乗り換えると図書館夫妻の家のすぐ近くのバス停まで行けるのだが、デモの影響があり来ないかもしれないと思い、歩いてもそう遠くないだろうと、トラムの駅から歩き始めた。
並木道のような散歩道を通り、メトロ Bel Air を横切り、たどり着いた。
ブザーを押すと、ご主人のドゥニが下りて来てくれた。
シノンではあっているが、パリの家を訪問するのは2014年以来である。
そして、まずスーツケースを保管場所に置かせてもらい、彼らの部屋へと階段を上った。
そう、ここもエレベーターなしの4階なのだった。
「6階よりはましかもしれないけど、エレベーター有りよりは不便だよ」というメールの返事だったのである。
上では奥さんが待ってくれていて、「お茶でも」ということになり、一時間ほどお茶を飲みながら、話をした。美味しいケーキとともに。
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私たちの到着を心待ちにしていたようである。「トラムで来たの?それは時間がかかるよ」と言った。
マリーアンジュは最初6時以降でないと帰宅していないとのことだったが、急遽4時以降何時でもいいからということになっていた。
しかし、ここを出た時、すでに5時半をも回っていたのではないか?
またそこから歩いていくつもりだったのだが、ドゥニが一緒に行こうと、同行を申し出てくれた。
しかし、親切すぎるこのムッシュは、あちこちの古い建物について説明をしながら歩くので、本来なら30分くらいで行けるところを倍はかかっただろう。
簡単にまとめると、この界隈は高級なアパートと庶民的なアパートが混在しているエリアだという説明だった。
マリーアンジュ宅に到着したときは、すでに7時を回っていたのだろうと思う。
そう、この日まで、まだSIMを購入できておらず、結局緊急時の電話をこちらからしかできないようにしてあったので、彼らからのSNSは全く見られない状態であった。
エレベーターなしの6階まで上り終え、待ちくたびれていた子供たちは先に食事も終えていて、
部屋をざっと見せてもらい、私たちは着いてすぐ、夕食となった。
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双子の子供たちは、3年の間に中学生になっている。しかもアントワンは学校以外でも日本語を習っているそうだ。
今夜はステラの部屋で寝かせてもらえるそうだ。ステラはアントワンヌの部屋で寝ることになっていた。
ここも一階はリビングとキッチン、トイレ、主寝室、二階はメザニンの造りで、階段を上るとそこに子供たちの部屋とバストイレがある。
長く、忙しい一日がやっと終わった。
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