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セビリアの2日目。
朝食は近くにおいしそうなパン屋があったので、そこで買ってきて部屋で食べる。
食べ物、特に魚介や果物が美味しいスペインではあるが、正直に言うと、パンは何か物足りない。やはりパンはフランスが世界一だと思う。外れがない。しかもレストランではもちろん無料。
暖かいスペインとは小麦も違うのかもしれない。
今日はまずアルカサルへ。
列を作っていた。仕方なく並ぶことにする。
フランソワーズ夫妻が言っていた通り、少しアルハンブラ宮殿の様な感じがしないでもない。先にセビリアに来たのは正解だろう。グラナダでアルハンブラ宮殿を見た後だと印象が違うかもしれないが、こちらを先に見ると異国情緒たっぷりで、中庭やモザイクなど、ここでも十分満足できる。
セビリアは小さな町なので、徒歩でほとんど回れる。
私は一旦宿に帰り、宿の近くで簡単にお昼を食べることにした。
スペインの料理?で名物の「タパス」というものがあるが、私は滞在期間中、何度か試みたものの、どうもその仕組みが理解できなかった。
お酒がきらいなわけでないのだが、昼にアルコールはもちろん、食事ごとにお酒を飲む習慣もないので、楽しむところまでいかなかった。
この昼食がそのタパスであったのだろうが、その時そのことすらよくわかっていなかった。
セビリアでフラメンコを見たらいいよと教えてくれたクリスチャンだが、同じ宿のオランダ人の男性が、「近くに安くていいところがあるから予約しておくといい」と教えてくれた。
お店もすぐ見つかり予約も簡単にできた。
そして午後は、コロンブスのお墓があるカテドラルからスタート。
まず教会の大きさに驚いた。
コロンブスのお墓では当時の四人の王が棺を担いでいた。教科書に出てくる歴史上の偉大な人物だと思うと、深い感慨を覚える。
そして、隣接のヒエルダの塔に上ると市内が一望できる。
素晴らしい眺望だ。
そのあとは闘牛場へ。
開催されていないので中にも入れないが、外から見る景色も美しい。
ローマやアルルで見た闘牛場とはまた違う。
街歩きをしていた時に、前述の同じ宿に泊まっているオランダ人とばったり出会った。
うまくフラメンコの予約ができたことを伝えると、今夜夕食を一緒にと言われたので、フラメンコの後、夕食を取る約束をして街歩きを続けた。
このオランダ人、気がやさしく、親切だし、日本人が好きらしい。
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