フラメンコ発祥の地のセビリア。
ワクワクしながらフラメンコ鑑賞に向かう。
規模が小さなところで、踊り手は1人で演奏は二人だ。
もう少し大きいところでは、踊り手も何人かいて、最後になるにつれて「大トリ」のような素晴らしいダンサーが出てくると聞いた事があり、それもまたきっと素晴らしいに違いない。
初めてのフラメンコ鑑賞なので、こういう小さなところでも十分満足できた。何といっても飲食なしなのでリーズナブルだ。司会進行の人の話も楽しいものだった。
ダンスも情熱的だが、演奏しかつ歌う二人も情熱的だった。熱気に圧倒された。
フラメンコ鑑賞後は、オランダ人との夕食だ。
宿の近くのバールというのか、路上にテーブルが置かれているところだった。
4月の末だが、夜風も寒くなく心地いい。
食事の途中でギター弾き?がやってきて、ムードのある歌を歌ってくれた。
オランダ人はチップをはずんでいた。
これもタパスというのだと思うが、オランダ人がおすすめのものを注文。
彼は毎年セビリアに1人でバカンスに来るらしい。
そう言えば北ヨーロッパの人は、太陽を求めて南にやってくると聞く。
セビリアは物価も安く安い宿も多いと言っていて、同じ宿に泊まることだ多いそうだ。
オランダ人というだけあって、ものすごく背の高い人だった。
お勘定はもちろんオランダスタイル、つまり割り勘だ。
旅先でのいい出会いは、旅を豊かにする。
スペインには知り合いがほとんどいないが、このあともいろいろな出会いがあるのだった。
美しい景色や歴史建造物、素晴らしい芸術作品、美味しい食べ物もいいが、やはり人との交流が私にとっては旅で一番大切なものだ。
明日はグラナダへ向かう。どんな出会いが待っているか。
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