フランス人交友記録

フランス人との交流を通して感じたことを書いています。

あの帽子屋のおじさんどうしているのかな?…と時々思う。

2021-09-19 10:25:23 | 2015年スペイン旅行(マドリッド~アンダルシア)

トレド2日の朝は、ホテルの朝食から。

やはり、生トマトが甘くないジャムのようにして、ついてくる。

今日は特に見るところも決めずに、ただ街を歩く。

迷路のようになっていると言われているこのトレドの細い道。

石畳が多く残っていて、中世の町が好きな私は、歩いているだけで満足だ。

できれば人が多くないところがいい。

 

そんなことを思いながら、またエスカレーターで街の中へ。

古い道も好きだが、スペインの建物はまたフランスとは違い、鋭角的で、色もオレンジや黄色、赤っぽいものが多く、建物を見るのもまた楽しい。

まず小さな市場をのぞいてみた。

少し洗練された市場なのかもしれない。中庭もあっていかにもスペインらしい。

壁に盾のようなものがついているところもある。

 

どんどん歩き、少し高いところまで行ってまた眺めてみた。

そしていったんホテルへ戻り休憩。

 

しばらくしてまた出かけた。迷路のような道を歩く。



少し疲れたので、休憩。

こんな感じのカフェ。

外に出ると、よく見ると看板に朝ごはん1ユーロとある。

安い!!!

それにハム、トマト、ジュース、をつけても2ユーロ。

物価の安さがうかがえる。

 

お昼は、この店は今はなくなってしまったようだが、少し私にとっては奮発したつもりのランクが上に見えたところに入った。

でもやはり現地の人たちと時間が違うせいか、ほとんど貸切状態。

いいレストランなのだと思うが、メインの選択が失敗だったようで、大きな骨がついていた。



トレドはマジパンと呼ばれるお菓子が有名だそうで、着いた時から気になってはいたが、結局買わずで見るだけにとどめた。

 

休憩はテイクアウトでヨーグルトのアイス?の様なものを買い広場で休んだ。これはとても美味しかった。

ペーパーナイフの職人さんの工房をのぞいたりした。高級なペーパーナイフには、金線を職人が埋め込んでいた。

最後に帽子屋に入った。

店には誰もいない状態だったが、やがて店主が戻ってきた。

大きな体の太った人で、入ってくる入り口がほぼ塞がるくらいの人だった。

 

このご主人がとてもよかった。

高い物を勧めることはもちろんないし、本当に似合うもの、そしてサイズもぴったり合うものを店の奥から出してくれる。

私が日本人だとわかると、とても喜び、フランス語が話せるとわかると、フランス語でぺらぺらと話してくれ、最後にはフランス式?で、思い切りハグでお別れをしたが、とても印象に残る人だった。

一緒に撮った写真を送ったら喜ばれるだろうなと思うのだが、アドレスを聞かなかったことが悔やまれる。

見送ってくれた。↓

HOTELに帰って、バルコニーに出て、最後の夜景を楽しみながら、トレドの夜はふけていった。


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