想像を超えた未来へ

現状から抜け出し望む未来へ行きましょう。

○○のホメオスタシス

2020-06-27 12:44:35 | コーチング
タイトルを見て (๑°ㅁ°๑)‼✧


ピンと来た方は、おそらくシュタゲのファンでしょう。

※シュタゲ=【シュタインズ・ゲート】


そんなファンの方には大変申し訳ないのですが、シュタゲについての内容ではないですm(_ _)m


(; ・`ω・´)ナンダト!?


前回、前々回だったかコンフォート・ゾーンについて書いた記事を覚えているでしょうか。


ここでちょっとおさらいしてみましょう(・ิω・ิ)


簡単には、居心地が良い領域のこと。


そこから外れると我々は本来持っているパフォーマンスを発揮できない。


ホームとアウェイの例えを思い出して下さいね。


なぜここで急にコンフォート・ゾーンの話が出てきたのかと不思議に思ったのではないでしょうか。


それはホメオスタシスはコンフォート・ゾーンと関係があるからなのです。


そもそもホメオスタシスを日本語で表すと恒常性となります。


恒常性、あまり親しみのない言葉のような気がしますが皆さんはどうですか。


コーチングでは、恒常性維持機能といっています。


恒常性維持機能とは何か簡単に説明すると、生体を一定に保とうとする働きのことです。


最近、暑くなってきましたね。


我々の体は暑い時は汗をかいて体温を下げようとする。逆に寒い時は体をブルブル震わせて体温を上げようとする。


この様に黙っていてもある一定の状態を維持しようと働いてくれる機能のことです。


今の例えは外部からの情報に反応したものですが、内部からの情報に対しても同じように働きます。


例えば、風邪を引いたとき熱がでる。


これは体温を上げることでウイルスの活動を弱め、働く細胞白血球くんが活発に働きウイルスをやっつけようとしているわけです。


つまり、自動的に居心地の良い状態(コンフォート・ゾーン)に戻す働き、それがホメオスタシスというわけす。


ホメオスタシス=恒常性維持機能


分かって頂けたでしょうか。




ちょっと待って下さい。


それは分かりましたが、前回、前々回だったかコンフォート・ゾーンを広げていきましょう♪的なことをいってませんでした?


今回の説明を聞いた感じだと広げたくてもホメオスタシスが働いて戻されちゃうんじゃないですか。


そんな疑問が生じたのではないでしょうか。


そうなんですよ!


戻される可能性があります。


何せ自分自身が居心地の良いものとしてきたものですよ。


そりゃ〜強力でしょう。


例えば、ダイエットの途中で失敗したとか、新しいことに挑戦しようとしたものの、やっぱり止めよう……となってしまった等。


いくら変わりたい、変えたいといっても上手くいかなかったという経験があるのではないでしょうか。


ここで覚えておいて欲しいのは、ホメオスタシスの働きは非常に強力だということです。


体を健康的に保ってくれるなど良い方向に働いてくれる分にはとても有り難いのですが、そうでない場合は天敵ともいえるわけです。


それに打ち勝つには、少なくともホメオスタシスの存在をしることが大事でしょう。


知らない内は何でダメなんだろうと思い、ダメな自分ということばかり思考し、それがいつしか当たり前のようになってしまう。


良くない方へのコンフォート・ゾーンが広がってしまう。


しかし、知ったからには例え上手くいかなかったとしても、なんてオレのホメオスタシスは凄いんだ!だがまだ負けんぞ!と前向きなことも思考できるようになるでしょう。


つまり、このことを知っているのと知らないのとでは、その差は大きいといえるのではないでしょうか。


ダメですよ。何でもかんでもホメオスタシスのせいにしては |ω・`)チラッ


(,,゚Д゚)ギク


自分で作り上げたコンフォート・ゾーンなのですから、それを作り変えるのもまた自分です。


その時アナタの前に立ちはだかるのは、良くも悪くもそれを維持しようとする自分のホメオスタシスなのです。


上の説明である天敵と書きましたが、本当の敵ではなくただ守ろうとしているだけですからね。


ある意味最強の護衛隊ですよ。


味方につけたら最強じゃないですか。


ここまで読んでしまった方は、それを知ってしまったのですからもう大丈夫♪


戻れませんよ( ̄ー ̄)ニヤリ 


後は、上手く付き合っていきましょう。


では、またノシ


最後まで読んで頂き、ありがとうございました。


これが何かの切っ掛けに、お役に立てたなら幸いです。

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苫米地式コーチング  認定コーチ

叶 廸燈 (かなえ みちひ)

2020.06.28