俳人松尾芭蕉が仙台に入ったのは5月4日(今年は6月12日)端午の節句の前日。
「奥の細道」を読んだことのある、仙台の人なら大方は知っていること。
4、5日逗留して詠んだ句が、
「あやめ草足に結ばん草鞋の緒」
芭蕉はこんな風には見なかったろうが。
よく
「松島やああ松島や松島や」と
TV、ラジオ、ちらしetcで最近も
見聞きしたが、芭蕉は松島で詠んではいない。
第一、俳句になってない。
誰が言い出したか知らないが、
地元メディアはそのような方には
注意を促す事があっても良いのではないか。
陸奥国分寺周辺を特集した記事の編集長さんが、東大寺大仏建立は
聖武天皇を「せいむてんのう」とおっしゃっていらした。インタビュアーのアナウンサーも周りのスタッフもきずかないのかな。
歴史上有名な天皇のお名前くらい、ちゃんと覚えて欲しいもの。
こんなんじゃ、まともな地方文化は育たない。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます