昨日散歩してきた旭山記念公園の光景。
いつも同じ風景のようでいて、季節ごとに違う顔を見せています。
日々は相変わらずぱたぱた過ぎているのですが、
昨日散歩中にちょっと面白いことがあったので。
いつものように、夕方の日が傾きかけた時間に公園を散歩。
前から2匹の犬を連れた人が来たのですが、1匹はよく見かける黒の柴犬だけど
もう1匹の犬があまり…というか、ほぼ見たことのない茶と黒のまだらの毛並み。
「???。あれ、なんていう犬だ???」
姿は通常見かける柴や北海道犬のような日本犬の体型だけど、模様がとにかく不思議。
さりとて雑種という感じでもない、きれいなまだら具合の毛並みに
ついつい飼い主さんに声をかけて「これなんて犬種ですか?」と聞いてみると
「ああ、これね。甲斐犬っていうんだよ。」
おお!あの甲斐犬なんだ~!
「かいけん」と聞いて「甲斐犬」とすぐ漢字が浮かんできたのは
やはり動物が好きで種類をいろいろ知っているから…というわけではなく(爆
子どもの頃に読んだ「銀牙 流れ星銀」というマンガのおかげ。
ああ~そうだよそうだよ、銀の仲間になる犬で
まだら模様の3兄弟の甲斐犬がいたわ~www
…と、脳内盛り上がり。飼い主さんは初老のおじさんですも。
流れ星銀で~とか話されても分からないよねえ。
…というわけで、この子が甲斐犬。
「これね、おもしろい顔しているんだよ、ほら」と飼い主さんが言うように
通常見かける日本犬に比べ、目が小さいというか、つぶらな瞳ですな。
それに、きれいな縞模様の毛並み。
よく見ると舌にまで斑が入っているんだ!と、間近で見て驚く。
この写真を撮らせてもらおうと、目の前でしゃがんだら
喜んで飛びついてきて顔をなめたがりましたが、それは謹んで辞退(笑
「人なつっこくていい性格の犬なんだけど、急に飛びつく癖だけが
どうにも直らなくて困っているんだよね~」と、苦笑しながら飼い主さん。
もう1匹連れられていた柴犬さん
甲斐犬くんとわちゃわちゃ戯れておる横で、我関せずっていう佇まい。
これもまた、凛々しくて良いお顔です。
写真はここまでだけど、この後飼い主さんにお礼を言って少し離れて歩いていたら
後から北海道犬と秋田犬を連れた方が歩いてきていたんですが、
このうちの北海道犬が、さきほどの2匹にいわゆる「ガンつけ」を始めた様子。
甲斐犬と柴犬も「そっちがやる気ならこっちもやるぞ」風に
身構えておるのが見て取れまして。
どの犬も、いわゆる猟犬として名を馳せている犬種ばかり
ちょっと遠方から「おお?」っと気になって見てしまったわけですが。
体の一番大きな秋田犬だけが威風堂々というか、悠然としているのが
なんか妙にカッコ良く「ああ、やっぱり銀だ!」とか思ったわけで。
(知らない人には分からない話ばっかだが)
まあ、このにらみ合いは、飼い主さんたちが自分の犬たちを諌めて終了しましたが
もともと気の強い犬種なだけに、スイッチが入ったら「行くぜ!」モードに
切り替わったりするのでしょうね。
…と、昨日見かけた話でした。
まあ、なんてことはないんだけど、自分的にはかなり面白く盛り上がりました(笑
余談ですが、この公園内はいつ訪れても人が多く
散歩している人や観光客っぽい人、海外の人なんかも見かけます。
とても広い公園だから、犬の散歩がてら歩いている人も本当に多数。
で、なかには「犬の手綱は外さないように」という札の横で
ゆうゆうと犬のリードを外して歩いている飼い主さんもいらっさいます。
でも、自分としてはそれ信用できないんです。
原因は、たまたま大通公園を歩いている時に見た光景。
何人かの犬連れの奥さんが井戸端会議中、
「うちの子は大人しいから、リード無くても大丈夫なんですよ~」と
まさにそう言っているおばさんの横で、その大人しいはずの犬がいっきなり
通りがかったおじさんの足にがっぷり噛みついたのです。
↑これ冗談か?というくらいのタイミングだった。
そのおばさん、怒るおじさんを置いて犬抱えて逃げちゃうし…。
特に注意喚起をする気は無いんですが。
ただ、昨日のような場面の場合、もしもリードを外していて
他の犬との諍いが起きたら、その時飼い主さんはどうするのかな、と。
ちょっとだけ考えてしまいました。
うーん、最後にマジメな話になっちゃった(苦笑