日本の民話
タイトル : 屁ひりばばあ
むかし、阿波に日本一の屁ひりばばあが住んでおりました。
一発ひれば、満開の桜花を一瞬にして散らすこともできるし、屁で歌をうたうことも朝飯前のことでした。( ´艸`)
ごっつい屁をと頼めば、ようだち(夕立)がゴロゴロパリパリ鳴るような大きな大きな屁をひりました。
ある日、裏の竹藪で竹を切んりょると、殿さんが馬に乗って通りかかりました。
殿さんが、「( ತಎತ)そこで竹を切っているのは誰だ」
と聞きますので、ばばあは、「日本一の屁ひりばばあ」と答えました。
殿さんは、(。◕ ∀ ◕。)それは面白いやつじゃ、さっそく一つひってみろと申し付けました。
ばばあは、よっしゃ!と言って、「ぴっひゃらのほっけきょ~」
と鶯のさえずりを軽く一発やりました。
その見事なことは本物の鶯以上です。
殿さんは、「( ^∇^)天晴れじゃ、今度はもっと、もおーっとすごいやつをやってみろ」
と言い放ちました。
ばばあがそんなら、馬にしっかりしがみついとれーと言いました。
ばばあが一発ひると、。・*・:≡( ε:)殿さんは馬に乗ったまま松の枝にひっかかってしまいました。
「m9(☉౪ ⊙)プギャー!!!! もうよい、もうよい、ものども、早う降ろしてくれ~」
.....∑ヾ(;゚□゚)ノー!!タスケテー
とやっとのことで、松の枝から降ろしてもらいました。(ヨッコイショウイチっと)
屁ひりばばあが、「お殿さん、今度はもうちょっとおっきょい(大きい)のをやりまひょうかい」
と言いますと、殿さんは手を振って、「わかった、わかった、もうよい、もうよい」
といって、沢山小判をくれました
屁ひりばばあが沢山小判を持っているのをみて、隣りの欲ばりばばあが、
「( ΄◞ิ .̫.̫ ◟ิ‵) 隣りのばばあよ、ほれはどうした」
ほれは(◞≼۞ื≽◟゚;益;◞≼۞ื≽◟)どうした
と聞きますので、ありのままのはなしをしてやりました。
隣りのばばあは、(ી(΄◞ิ౪◟ิ‵)ʃ)それは、よいことを聞いた、さっそくわしもやってみようと、あくる日、裏山の竹藪で竹を切んりょると、殿さんが馬に乗って通りかかりました。
殿さんは黙って通り過ぎようとしましたので、欲ばりばばあが、
「◞( 、΄◞ิ౪◟ิ)、これこれお殿さん、わしこそ日本一の屁ひりばばあじゃ」
と呼び止めました。
殿さんは、それは面白い、そんなら一つやってみろと申し付けました。
欲ばりばばあは、殿さんの前に座り、尻をまくっていきずんでおりますと、
ウンコが出てしまいました。
殿さんは大そう怒って、欲ばりばばあを牢屋へぶちこんでしまいました。
おしまい
はなし : 阿波郡阿波町 川村武夫(41)
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