徳島市
題 屁をこくおよっさん
むかし、あるところに、屁こきの娘はんがありました。(* ̄0 ̄)ノ[才八∃一]ペタッ
その娘はんの屁というのは、けったい(妙)な屁で、ブフォフォフォー
「だれぞっ、だれぞっ」キョロ ( ̄д ̄*)))(((* ̄д ̄) キョロ
たてつづけに鳴るのでした。
けれども、しょっちゅう屁ばっかりこいているので、こんな子は家においとくわけにはいかん、ということになって、町に売られていきました。
すると、町のぶげんしゃが、なんぼ屁こきでも、およっさん(女中さん)の仕事ぐらいはできるだろうと、二十両で買いとりました。
ある夜ふけ、ぶげんしゃの家に、むすっとが忍び込みました。
ψ(`∇´)ψ ウキョキョキョキョ
盗んだ品物の荷造りをやっておりますと、みんな寝こんでいると思っていたのに、ふいに、ブフォーっ
「だれぞっ」 んっ ( ̄д ̄*))) ジブフォーっ
とどなる者がありました。ギョッとなって立ちすくむと、またもや、
「だれぞっ。」(((* ̄д ̄) ぶぴぴぴー
とどなる者がありました。ギョッとなって立ちすくむと、またもや、 ププププーっピピポー△☆=¥!
「だれぞッ。」もう一つ、ブフォー 「だれぞっ」 キョロく(▼Д▼ )三( ▼Д▼)ゞキョロ
ぬすっとは首をちぢめたり、のばしたりしていましたが、いつまでたっても起きだしてくる気配がありません。じわりじわり声のする方に近よりますと、ひとりのおよっさんが眠りこけたまま、尻から大きな音をだしているのでした。
「なんや、屁の音か。」 ヾ(--;)ぉぃぉぃ
ぬすっとは頬かむりをしていた手拭いをはずして、それをおよっさんの尻の穴につめこみました。
「これで一安心や」 ふぅ
やっと荷物がまとまったとき、ぬすっとはさいぜんの手拭いに印がついていたのに気づきました。
「んっ、あかん」
そこで手拭いを尻からスポンと抜き取りました。と、いままでたまっていた屁が、ズバババーン △☆=¥!>♂×&◎♯♪£
「だれぞっ、だれぞっ、だれぞっ・・・」∑(ノ▼ο▼)ノ オォオォオオオ!!
といっぺんにけたたましく鳴りだしたのでした。
その大きいこと、大きいこと、ぬすっとは家の者がみんなとび起きてきたのだとカン違いして、荷物をほったらかしたまま、一目散に逃げてゆきました。
。。゙(ノ;▼▼)ノヒィー
ふははは┗(▼▽▼;)┓=3=3=3 アイツナニモンヤネン
あくる朝、ぶげんしゃは、「おまいの屁がこない役立つとは知らなんだ」b( ̄▽ ̄*) Good!!
と大いに感心をいたしました。
それから、およっさんはぶげんしゃの家の娘にもらわれて、一生楽々と暮らしました。
(●´ω`●)ゞエヘヘ
はなし 徳島市多家良町 河井 トヨ (68)