∞開運ひとりごと♪~強運人生一本道∞ ☆(・∀・)!

人の中にはすべてがある。求めよ、されば与えられん
ブログには気づきがある。
私という世界でたった一つの物語

屁をこくおよっさん

2017-01-05 | 写・画・絵・詩・物語

 

徳島市 

題 屁をこくおよっさん

 

むかし、あるところに、屁こきの娘はんがありました。(* ̄0 ̄)ノ[才八∃一]ペタッ

その娘はんの屁というのは、けったい(妙)な屁で、ブフォフォフォー

「だれぞっ、だれぞっ」キョロ ( ̄д ̄*)))(((* ̄д ̄) キョロ

たてつづけに鳴るのでした。

けれども、しょっちゅう屁ばっかりこいているので、こんな子は家においとくわけにはいかん、ということになって、町に売られていきました。

すると、町のぶげんしゃが、なんぼ屁こきでも、およっさん(女中さん)の仕事ぐらいはできるだろうと、二十両で買いとりました。

ある夜ふけ、ぶげんしゃの家に、むすっとが忍び込みました。

ψ(`∇´)ψ ウキョキョキョキョ 

盗んだ品物の荷造りをやっておりますと、みんな寝こんでいると思っていたのに、ふいに、ブフォーっ

「だれぞっ」 んっ ( ̄д ̄*))) ジブフォーっ

とどなる者がありました。ギョッとなって立ちすくむと、またもや、

「だれぞっ。」(((* ̄д ̄) ぶぴぴぴー

とどなる者がありました。ギョッとなって立ちすくむと、またもや、 ププププーっピピポー△☆=¥!

「だれぞッ。」もう一つ、ブフォー 「だれぞっ」 キョロく(▼Д▼ )三( ▼Д▼)ゞキョロ

ぬすっとは首をちぢめたり、のばしたりしていましたが、いつまでたっても起きだしてくる気配がありません。じわりじわり声のする方に近よりますと、ひとりのおよっさんが眠りこけたまま、尻から大きな音をだしているのでした。

「なんや、屁の音か。」 ヾ(--;)ぉぃぉぃ

ぬすっとは頬かむりをしていた手拭いをはずして、それをおよっさんの尻の穴につめこみました。

「これで一安心や」 ふぅ

やっと荷物がまとまったとき、ぬすっとはさいぜんの手拭いに印がついていたのに気づきました。

「んっ、あかん」

そこで手拭いを尻からスポンと抜き取りました。と、いままでたまっていた屁が、ズバババーン △☆=¥!>♂×&◎♯♪£

「だれぞっ、だれぞっ、だれぞっ・・・」∑(ノ▼ο▼)ノ オォオォオオオ!!

といっぺんにけたたましく鳴りだしたのでした。

その大きいこと、大きいこと、ぬすっとは家の者がみんなとび起きてきたのだとカン違いして、荷物をほったらかしたまま、一目散に逃げてゆきました。

。。゙(ノ;▼▼)ノヒィー

ふははは┗(▼▽▼;)┓=3=3=3 アイツナニモンヤネン


あくる朝、ぶげんしゃは、「おまいの屁がこない役立つとは知らなんだ」b( ̄▽ ̄*) Good!!

と大いに感心をいたしました。

それから、およっさんはぶげんしゃの家の娘にもらわれて、一生楽々と暮らしました。

(●´ω`●)ゞエヘヘ

 

はなし 徳島市多家良町 河井 トヨ (68)

 


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