畑とともに過ごす日々

~有機農家の暮らし~

端境期の畑では

2011-02-02 18:52:32 | 

しげファームでは本格的な端境期(はざかいき)に入りました。
端境期とは、野菜が収穫できなくなる時期のことを言います。
霜が降りる畑では、露地野菜はなかなか育ちません。春野菜ができるまで、配達や宅配などの出荷・販売は、お休みせざるを得なくなります。
先日、ホームページに端境期のことを載せました。しげファームの野菜を食べていただいている方に、ご一読していただけると嬉しいです。

さて、このところ冷え込みが激しく、先日は畑の温度計が最低気温-7.3度を観測しました。
番犬ヴィーノは、薪置き場で丸くちじこまっています。

端境期もなにかと忙しい毎日。
まずは、堆肥づくりが始まりました。

そして私は、もっぱらブルーベリーの剪定です。
しげファームには約250本のブルーベリーがあり、結構ボリュームのある仕事なのです。

剪定のビフォーアフターを例えて言うならば、木の散髪前、散髪後といった感じ。剪定すると木は随分とすっきりします。
剪定は、果実の成りすぎを防ぎ、来年の木の成長のために重要な作業です。
花芽がいっぱいついていて「もったいない!」と思っても、そこは思い切ってバッツンとハサミを入れます。

潔さが大事。収穫する時のことをイメージし、あれこれ考えながらやっています。

まだ未熟者なのですが、ブルーベリー畑で一人もくもくと進める作業は好きです。