好きこそものの・・・なれ

　習い事。
　好きなものには、誰でも夢中になる。　そうすると、上達するのも早いわなぁ。

　今日、娘のスイミングのテストがあった。
　なんとまあ、自信満々で臨んだ。

　「絶対、合格したんねん！」

　今まで、この意気込みで臨んだ時、合格しなかったことはない。

　今日のテストは、クロールの25メートル。
　練習でも、一度も泳いだことのない距離。　いつもは、半分を往復するだけなので、途中で足を着くことになる。
　にも関わらず、この自信。

　そういえば、　「ちょっとわからへん」
　と、言った時は、不合格だった。

　心配しながら、練習を見てみると、初めて25メートルに挑戦。一度だけ泳がしてくれた。
　何とか、泳ぎ切った。
　テストとなると、どうなるか。

　なんて不安は、どこ吹く風。
　テストに臨む娘は、楽しそうだった。
　プールから上がってきた娘は、入っていったときと同じ、自信満々。

　こっちが不安になった。こんな時に、もし……なんて。
　こっちの気持ちなんて、考えてないだろう娘は、着替えをさっさと済ますと、結果を聞きにコーチの元へ。

　「合格した！」

　嬉しそうに、新しいワッペンを見せた。
　次からは、背泳ぎ(足)。11級。
　
　よく考えたら、娘がのってるときは、だいたい、一回のテストで合格してきた。
　今回も、一回で合格した。
　次はそうはいかないだろうけど、楽しそうに泳ぐのを見るのは、飽きないなあ。

　さあ、来週までに　新しいワッペンを、帽子につけないとね。