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【カラー】色の資格ってどうやってとるの?◆色彩検定3級、合格までの道のり(前編)【カラーコーディネーターみうらの視点】

2019年07月26日 | カラーコーディネーター

あなたの日常生活に寄り添う「色」の魅力を伝えたい♡゚・*

 

 

みうらちゃん

『色の資格取得に初めて挑戦しようと思っている方へ。色彩の世界の入口へようこそ! 色の資格をとってみたいけれど迷っている方へ。勇気をだしてあなたも開けてみませんか?色彩の世界の扉☆ 』

 

 

 

こんにちは。1級カラーコーディネーターのみうらです(^-^)

 

自身の色彩の勉強の一環として「カラーコーディネーターみうらの視点」と題して 月に1度を目安に色をメインに話をしています。

今日は、色の資格ってどうやってとるの?◆色彩検定3級、合格までの道のりというお話をしてみたいと思います。

 

 

特に「色の勉強は初めて」という方に向けたお話です。

また、「やるなら1級取得まで目指したい!」という方にも参考になるところがあると思うので読んでみてくださいね。

今回は2日間にわたってお話したいと思います。

1日目は色の勉強が初めての方のために色彩検定の主な概要と私の体験談、2日目は合格するための勉強法について説明します。

最後までお付き合いいただけたら嬉しいです(*^-^*)

 

 

 

 

「どうして、色は見えるんだろう?」

 

 

 

 

生まれた時から、当たり前のようにある「色」という存在。どうして色は見えるのかと考えたことはなくても、

例えば、子供の頃に「どうして空は青いんだろう?」と1度は考えたことがあるのではないでしょうか。

 

 

 

なぜ、色は見えるのでしょう。

 

 

 

三浦くん

『色が見えるためには3つの条件があるんだ。 1つ目は、光があること。2つ目は、眼が見えること。3つ目は、対象となる物があること。 この3つが揃って初めて僕たちは色を認識することができるんだよ^^』

 

なぜ、色は見えるのか?

これが、色彩検定3級のテキストを開くと始まる最初の色の勉強です。 色を見るために必要な「光」と「眼のしくみ」から学びが始まるのです。

 

 

ようちゃん

『え…、色の勉強ってセンスのいい色の組み合わせとか、上手な色の使い方とかを教えてくれるんじゃないの? カラーコンサルタントとかカラーコーディネーターとかになりたいんだけど。 こうゆう勉強って必要なの?科学の勉強みたい、色の勉強って気がしないな…難しそう~!(-_-;)』

 

これは、色の勉強を始めた頃の私です。色について何も知らなかった頃です。

正直なところ、色の勉強を始めたばかりの頃は、色に眼のしくみの勉強が必要なのか?と思っていました。

のちのち、3級、2級、1級と勉強を進めていくうちに、これらは大事な勉強なのだと気づいていくのですが。。。

 

色に興味があって「色の勉強をしてみようかなぁ」「色の資格をとってみようかなぁ」 と思いネット検索をしてここにたどり着いた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

はじめに色彩検定の主な概要を説明します。

 

公益社団法人色彩検定協会が主催する色彩検定、色彩に関する幅広い知識や技能を問う試験です。

文部科学省後援の公的な試験で色の資格の中でも認知度の高い検定です。

試験は毎年6月と11月の2回行われます(1級は冬期試験のみ実施)

受験資格に制限はなく、どなたでもどの級からでも受けることができ、3級と2級、2級と1級など併願受験も可能です。

試験会場は北海道から沖縄まで全国に設置されています。

3級の受験料は7000円で申し込み方法はインターネット、郵送、特約書店の中から選べます。

私の場合は「願掛け」ということで、毎回お気に入りの書店から申し込んでいました。

テキスト、問題集は書店でたくさん売られていますが、試験の問題は公式テキストの中からから出るので、 公式テキストと過去問題集の購入をおすすめします。

公式テキスト(3級)は2700円、過去問題集(2級・3級)1800円となっています。

試験時間は70分、マークシート方式です。 合格ラインは満点の70%前後(問題の難易度により多少変動があります)

3級の合格率は70%くらいなので、色の勉強が初めての方でもきちんと勉強すれば十分に合格することが可能です。

合格者には合格証書と資格証が届きます。

3級に合格すると「3級色彩コーディネーター」の称号が与えられます。

 

 

3級の勉強内容は、色のはたらき、光と色、色の表示、色彩心理、色彩調和、 色彩効果、色彩と生活、ファッション、インテリアとなっています。

「光と色」では、どうして色は見えるのか?色を見るために必要な光とは何か?眼のしくみはどうなっているのか?などを勉強します。

「色の表示」では、色の表し方、伝え方について勉強します。色は数値や記号、言葉などさまざまな方法で表すことができます。

「色彩心理」では、色の心理的な効果や視覚的な効果を勉強します。

「色彩調和」では、配色の基本や調和のとれた色の使い方を勉強します。

「色彩効果」では、色だけでなく形などの造形要素を組み合わせた時の視覚効果について勉強します。

 

 

今回は2日間にわたって色彩検定3級に合格するための勉強法のお話するのですが、 詳しい勉強の仕方は明日の記事でお伝えすることにして、

今日は、3級の項目の1つ「光と色」から私の勉強の体験談を話してみたいと思います。

 

私は「光と色」の眼のしくみに興味がわかず、なかなか覚えることができませんでした。

「よし、今日から色の勉強をするぞ!」と思いテキストを開いて勉強を始めたら、 光や眼のしくみの話ばかり、あまり勉強していて面白くなかったのです。 

興味がわかないので覚えてもすぐ忘れてしまい、苦手意識が強くなり苦労していました。

当時は眼のしくみのところは覚えなくても(または、うろ覚えでも) 他の項目をしっかり勉強すれ3級は合格できるんじゃないかとも思っていました。 そのくらい眼のしくみが苦手だったのです。

色彩心理、色彩調和、色彩効果、ファッションなど興味があるところばかり勉強していました。

ところが、2級、1級と勉強を進めるごとに眼のしくみをよく理解していないことで苦しい思いをすることになったのです。

 

色の資格取得に挑戦しようと思った時に、頑張って1級まで取得しようと考える方もいらっしゃると思います。

2級では、視覚系の構造。1級では、網膜の細胞の働き、眼球から大脳への伝達へと学びを進めます。

3級で学ぶ眼のしくみをないがしろにするとスムーズに理解が進みません。

正直なところ、光や眼のしくみの話は面白いものではないと思います(とても大事なことなのですが)

これから、色の勉強を始める方が私と同じように「光と色」の項目でつまづかないように 私がなかなか覚えられなかった眼のしくみの覚え方の1つを提案してみたいと思います。

もしも、私のような方がいらっしゃいましたら参考にしてみてください。

 

私は、テキストを読んで覚えても眼のしくみに興味がわかないせいか、すぐに忘れてしまって困っていました。

そんな時、眼の構造の図を描いてみようと思い立ち、描いてみたら不思議なことにスルスルと頭の中に入ってきたのです。

網膜の構造も描いて覚えました。もしも、「ここ、ちょっと難しくて苦手だな…」と思ったら試しに図を描いてみてください。

私のように、テキストを読むよりも覚えやすいなと感じる方もいらっしゃるかもしれません。

 

(図も文字も下手で見づらくてごめんなさい!>_<)

 

3級で学ぶ基礎知識は1級取得まで視野に入れている方にとって必要な知識です。

眼のしくみに苦労した私が言うのも説得力がないかもしれませんが(^-^;)

3級は色彩の基礎知識を学ぶ大事なところです。 特に2級や1級取得も視野に入れている方は3級のテキスト内容をまんべんなくしっかりと覚えるようにしましょう。

 

明日も引き続き、色の資格、色彩検定3級に合格する方法についてお話します(^-^)

 

 

 

 

【カラーコーディネーターみうらの視点】色の資格ってどうやってとるの?◆色彩検定3級、合格までの道のり(前編)でした。

最後までお読みいただきありがとうございました!

カラーコーディネーターのみうらゆうでした(*^-^*)

 

 

 

 

三浦くん『今日のみうらの視点はどうだったかな?明日は色彩検定3級に合格するための勉強法を詳しく説明するよ。 色の勉強が初めてでも大丈夫、君が合格できるように僕たちがナビゲートするからね^^』