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【色の資格】独学で勉強!色彩検定1級2次試験

2017年10月06日 | 色の話

 

今日は色彩検定のおはなしです。

 

 

 こんにちは。mikoです(^-^)

 

10月に入り、色彩検定の冬期試験が近づいてきました。私は2016年度に色彩検定1級を独学で取得しました。

1級は1次試験と2次試験がありますが、2次試験の情報はあまり多くありません。

そこで、私の2次試験の勉強を記録しておきたいと思います。

私と同じように独学で1級取得を目指している方の、ほんの少しでもお役にたてれば嬉しいです(*^-^*)

なお、勉強法は人それぞれで合うやり方が違うので参考程度にお読み下さいね。

 

1級の勉強期間は約1年間、合間に東商のカラーコーディネーター3級を受験(勉強期間3ヶ月)

2次の勉強を始めたのは試験日の約4ヵ月前で、3級2級の復習と1級1次の勉強も同時進行していました。

 

3級から1級1次まではマークシート方式ですが、2次試験は記述式で実技があり、色を見分ける視感測色(マンセル値も記入)、カラーカードを使った配色問題です。

3級2級1級1次の学習内容が理解されていて、しっかり頭に入っていることが基本です。

 

 

PCCS色相環とトーン図を書けるようにしておく

配色問題の時に使用、できるだけ短時間で正確に書けるようにしておく。

解答用紙にはメモ欄がついていて試験開始すぐに色相環とトーン図を書いておくと作業がスムーズにいく。

 

簡単に書くとこんな感じです。

基本は24色相が全部書ける、「黄みの緑」「赤みの紫」など色の名前も全部書けること。

 

 

 私の場合はこんな感じ(見づらくてごめんなさい)

ある程度、頭の中だけで色相環とトーン図を使って色の分析が出来ると楽です。

例えば、問題文で「〇〇色とトライアドとなるもっとも高彩度な色」「トーナル配色で使うトーンの中で最も彩度が低く、最も明度が高いトーンの中から」を読みながら、だいたいの色が頭に浮かぶ。

 

各トーンのイメージを覚える

ビビッドトーンなら「鮮やかな」「派手な」、ペールトーンなら「優しい」「かわいい」など。

例えば、問題文の「落ち着いたイメージのある〇〇」「〇〇のコンセプトを若々しい、優しいとした」という文章からどのトーンなのかわかるようにする。

 

配色用語を覚える

配色名を見ただけでどんな配色方法なのか、すぐに頭に浮かぶレベルまで覚える。

そして実際に配色出来るようにしておく。

例えば、「明清色のドミナントトーン配色」をカラーカードを使って作ってみる。

 

色の名前を覚える

 「桜色」「珊瑚色」「栗色」などの慣用色名を覚えておく。

慣用色名を近似のPCCSに変換できるようにしておく。「朱色→v3」「芥子色→sf8」など。

 

過去問を解く

過去3~4年分の過去問を解いていく。

配色問題に関しては問題文を落ち着いてしっかり読む。

 

問題文をよく読んで、 PCCS色相環とトーン図を使って正しい答えを導き出す。

 

問題集を解く

市販の問題集も利用、1級2次の問題集は少ない。

  

 

カラーカードの色と色相番号、トーン記号を覚える

カードの色を見ただけで、その色の色相番号とトーン記号がすぐに言えるレベルまで覚える。

 

カラーカードのトーンの並び順を覚える

カードから探したい色を素早く見つけるため(試験時間が限られているのでスピーディに!)

 

カラーカードの切り貼りに慣れる訓練

用意するものは、よく切れるハサミとテープのり(おすすめ)。切り貼りは慣れていないと時間がかかります。

 

 

日常生活も色の勉強につなげよう!

外出先でも色の勉強

風景の色を見る・・・道端に咲いているピンク色のお花、それは黄みがかったピンク色?青みがかったピンク色?トーンはブライトトーン?それともビビッド?

建物の外観の色を見る・・・よく行くお店の建物や看板はどんな色使い?暖色系?寒色系?建物は派手で目立つ感じ?それとも周辺の環境になじんだ色使い?

 

趣味で色の勉強

私の趣味の1つにアニメ鑑賞があります。アニメの色の使い方を見るのも勉強になります(個人的におすすめ^◇^)

例えば、好きなキャラが着ている学校の制服の色が明るいピンク×イエローグリーン・・・対照色相配色だな、トーンはライトあたりかな?と考えてみる。 

 

色の勉強はどこでもできる

 

 

最後に。私が2次試験の勉強を始めようと思った時、最初はどのように勉強したら良いのかわからず困っていました。

そんな時、勉強法を検索したところ、1級の勉強法を丁寧にわかりやすく教えてくださっているサイトがあることがわかりました。とてもとても役立ちました。

そういった方々のおかげもあって1級に合格できたのだと思います。感謝しています。ありがとうございました!(*^-^*)

今から数年前、「いつかは色彩検定1級を取得したい!」と思った時、書店で1級2次の問題集を見たことがありました。

まったく訳が分からず、ちんぷんかんぷん、頭の中が「???」でした。本当に独学で取得できるのか不安でいっぱいになりました。

そんな私も3級2級1級1次と勉強を重ねて、色彩に対する理解が深まり、最終的に2次の問題を読んで理解でき、問題が解けるようになっていました。

独学で勉強に取り組む方は、わからないところは一人で調べて理解しなければならないので時間がかかります。

勉強期間をたっぷりとって、毎日、コツコツ、根気強く覚えていきましょう。

私と同じように独学という道を選び、1級取得を目指している方、応援しています(^-^)

 

色の勉強を楽しんで♡

 

今日は色彩検定のおはなしでした。

最後までお読みいただきありがとうございました(^-^)


色彩の話 似合う色で印象が変わる。「私」を素敵に見せる色

2017年08月15日 | 色の話

今日は色のおはなしです♡

 

 

こんにちは。mikoです(^-^)

 

今年の冬に、東商のカラーコーディネーター検定1級「第1分野 ファッション色彩」に挑戦することになりました。

ファッション色彩は、洋服、靴やバッグなどの小物類、ヘアメイク、肌の色を含めた色彩調整や色彩調和、

ファッションの歴史、テキスタイル、ファッションビジネスにおける色彩計画・提案などカラーコーディネーターの実務と、さまざまなファッションに関する色彩について学びます。

今日は「バッグを作る人」から「カラーコーディネーター」に変身しまして(^◇^)自分自身の勉強もかねて色彩の話をしてみたいと思います。ご一読いただけましたら幸いです。

 

 

今日は、似合う色で印象が変わる。「私」を素敵に見せる色をテーマにメイクの話をしてみたいと思います。

 

 

皆さんは、今までと同じメイクをしているはずなのに急に顔が違って見えて違和感を覚えたり驚いた経験はありませんか?

今日は私の体験談を話してみたいと思います。

鏡の中の自分を見た時、肌のたるみやシワに気づいて老けたなぁと思うことがあるのではないでしょうか。

私も、20代後半になった時、30代後半になった時、それぞれに「老けてきたなぁ・・・」と感じたのですが、本当の「老け」を実感するのは40代に入ってからで、私の場合は43歳の時でした。

それはある日突然にやってきました。今までしていたメイクが急に合わなくなってしまったのです。

肌のたるみやシワ、くすみ、その時の体調など、さまざまな原因が重なって起こったのかなと思うのですが、

顔が暗い感じで疲れて見える・・・とても老けて見える。

急に顔が変わるなんて、そんなことがあるのかと何度も鏡を見てみましたが、今までに見たこともない顔がそこにはある・・・

「えっ・・・私ってこんな顔なの?」とひどく落ち込みました。そこで、メイクの仕方を変えることにしました。

特にアイメイクを中心にどうしたら自分が素敵に見えるのだろうと試行錯誤。

そんな時、私の好きなカラーリストさんがおススメしていたアイシャドーに出合いました。
私は、パーソナルカラーがブルーベースのサマータイプです。

パーソナルカラーとは「似合う色」のことで、その人の肌、髪、眼など、もって生まれた色素と調和し、
その色素の個性を自分らしさとして魅力的に引き出し、印象良く見せてくれる色のこと。

自分の持っている肌の色に似合うメイクに変えると印象が一変、身近な人たちがビックリするほど見た目が変わりました。私自身もこれほど印象が変わるのかと目を疑ったほどです。

顔が明るくなって、透明感も復活。同時に肌自体も磨いたことで肌艶も良くなり、より印象UP。

正直なところ30後半や40代前半の私より、40代後半に入った今のほうが若々しく見えます。それほど、身につける色によって印象が変わってしまうのです。

年齢を重ねるごとに、自分の持っている肌の色に合ったメイクをするのが良いと実感した出来事でした。

 

 

それでは、実際にパーソナルカラーがブルーベース(サマータイプ)の私のメイクカラーを見てみましょう。

 

  

アイシャドー

左から、ライトレモンイエロー、パウダーピンク、スモーキーなモーヴ、クールグレー

 

チーク&リップ

(青みの)ピンク系、ローズ系。愛用しているリップはダークローズ。

 

ネイル

 (青みの)ピンク系、ローズ系。少し紫を含んだような色も素敵。

 

普段はクリア。この指先が自分らしくて心地よい。

 

自分の似合う色を知って、似合う色を身につけることで素敵になれると毎日の生活も楽しくなりそうですね(*^-^*)

 

 

 

似合う色は「私」を綺麗に見せてくれる素敵色♡

 

 今日は色彩のおはなしでした。最後までお読みいただきありがとうございました(^-^)


色彩の話 手持ちの洋服の色で見る「私」

2017年07月11日 | 色の話

今日は、色のおはなしです♡

 

 

こんにちは。mikoです(^-^)

 

いつもは「バッグを作っている人」ですが、注文しているバッグ用の生地がまだ届かないので、

今日は「カラーコーディネーター」に変身しまして(^◇^)自分自身の勉強もかねて色彩の話をしてみたいと思います。ご一読いただけましたら幸いです。

 

今日は、手持ちの洋服の色でみる「私」をテーマに話していきたいと思います。

 

皆さんは、自分の手持ちの洋服にどんな色があるのか、じっくり観察したことはありますか?

ピンク系や青系など色に偏りはありませんか?洋服はモノトーンばかりなんてことはありませんか?

私は、洋服の色は偏りがあるほうで青色が好きなので、洋服を買うときは青系を選びがちです。

ちなみに、20歳前後の時はタンスの中の洋服が青だらけ(^△^;)

それに気づいたとき、「青い服しかないよ!(◎_◎;)」とビックリしてしまいました。

ベースカラーの黒を中心に青ばかり着ている女子でした。

 

皆さんは「昔」と「今」、身につけている洋服の色が変わっているか変わっていないか考えたことはありますか?

10代、20代、30代、40代、50代。。。年齢が変わると身につける色、好みの色が変化することがあります。

それは年齢による見た目とか肌の色の変化だったり、環境によるものだったりとさまざまありますが、

昔、好んで着ていた洋服の色と今選ぶ洋服の色が違っているのに気づいて、

自分が今までどんな色の洋服を身につけていたのか考えてみると、「色で見る自分史」みたいなものが出来てけっこう面白いんです(^◇^)

 

それでは「色で見る自分史」私の場合を見てみましょう。

 

10代~20代→ベースカラーは黒。好んで着ていた色は青。20代後半は青から紫系に変化。

30代→ベースカラーはグレー(チャコールなど黒に近いグレー) 好んで着ていた色は青系、紫系

40代→ベースカラーはグレー(明るいグレー)、紺。好んで着ている色は青系、青緑。

 

20代までの私はベースカラーは黒ばかりでしたが、30代に入ると黒からグレーに変わりました。

黒い洋服よりもグレーのほうが自分自身の雰囲気に合っていると思ったのと黒は自分には強い色だと思ったからです。

このような理由から洋服のベースの色は黒からグレーに変わっていきました。

40代に入ると同じグレーでも明るめのグレーに変化、老化で肌の色や肌質が変わって、明るいグレーのほうが自分を綺麗に見せてくれると思ったからです。

現在40代の私の主なベースカラーはグレーと紺色。

青系、紫系、青緑の中性色から寒色を好み、そこにメタリックなシルバーやガンメタをバッグや靴に使います。

40代になりますと、肌に艶がなくなってしまうので、それを補う意味で、メタリックカラーのような艶のあるものを足すようになりました。

(ただし、品が欠けてしまうので過度にならないように、ほんの少しだけ足しています。)

 

このように、年齢によって好みの色、身につけている色が変わっているのが興味深いですね。

今回の記事のように、たまには色を中心にして「自分」を見てみるのも面白いのではないでしょうか(*^-^*)

 

今日は、色彩のおはなしでした。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました(^-^)

 


今日は、色彩の勉強のお話です

2016年08月15日 | 色の話

こんにちは。mikoです(^-^)

 

今年のお盆は、けっこう忙しくなってしまって、

モノ作りのほうが進みません(><)

なので、今日は学生時代から興味があって勉強を続けている

色彩についての話をしたいと思います。

 

 

 

私は、小さい頃から絵を描くことが好きで、

絵の具を混ぜ合わせては、いろいろな色を作って遊んでいました。

調色が好きで、最初に作った色と同じ色をだすために、

何度も何度も納得がいくまで色合わせをする。。

みたいなこともしていました。

小さい頃の私にとっての「色」は、とても身近にある遊び道具でした。

 

 

 

10代後半に、一冊の本に出合いました。

それは、色彩心理に関する本で、色の連想調査の本でした。

例えば、赤い色を見るとイチゴやリンゴを思い浮かべるとか、

赤=情熱的とかといった、その色を見ると連想されるイメージを

詳しく調査したことが書かれている本です。

とても興味深くて、どんどん色彩心理の世界に引き込まれていきました。

このことをキッカケにして、色彩の他の分野にも興味を持ちました。

色彩の検定を受けることもその1つで、

20代の頃から、ずっと挑戦したいと思っていました。

その強い想いは、ずっと変わりませんでしたが、

行動を起こせずに40代になってしまいました。

行動力がない私。とても情けない話です(´・・)

ですが、40代の半ばに入るころ、人生の折り返し地点を実感し、

残りの人生が見え始めたとき、自分がこの世を去るときに

後悔するだろうと思うことはやったほうが良いと思い、

資格取得に向けて動きだしました。

ようやく重い重い腰を上げたわけです。

ずいぶんと遅い行動になってしまいましたが、それでも、

物事がスムーズに運ばれていることを感じると、

今、このタイミングでの挑戦が

自分にとっては一番ベストなのかもしれないと思えて、

頑張ろうという気持ちが高まり、日々の勉強にも意欲がわくのでした。

40代になってから始めた勉強は大変だけど、

興味がある分野だけに、非常に面白さを感じ、

知識が深まっていくことにワクワクしています。

 

 

 

現在は、A・F・T色彩検定の1級試験に向けて勉強中です。

1級は、1次試験と2次試験に分かれています。

 

 

 

先月までは1次試験を重点的に勉強し、

今月から2次試験の勉強も本格的に始めました。

調べてみたところ、独学での1級合格は難しいと言っている方もいたので、

時間をかけて、じっくりと試験勉強に取り組んでいます。

40代になってから、こんなに勉強することになるなんてビックリです。

なかなか覚えられなくて苦しい思いをすることも多々あるのですが、

辛いことよりも、楽しい気持ちやワクワクする気持ちのほうが勝っている感じです。

もっともっと勉強して、

色彩の理解を深めていきたいと強く思っている今日この頃です(*^-^*)

 

今日は、色彩の勉強のお話でした。

少々、長文になってしまいました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました(^-^)