やっと一泊旅行へ出かけることができるようになりました。今回は夫婦限定ミステリーツアーです。
町田のバスセンターで乗り込んだご夫婦方は旅行慣れした、私たちとそんなに年齢が変わらない方たちでした。
さて、どちら方面に行くのやら、ワクワクが高まり、今日の青空に浮かんでいるような気分です。乗っているバスは車高が高いトイレ付きのもので、ラッキーなことに最前列の座席に座ることができました。朝の渋滞になかなか進まないバスでしたが学校へ向かう自転車の若者たちを眺めたりバスの行く先を考えたりして飽きることはありませんでした。
さて、目的地の一番目は長野県の小諸市と上田市の真ん中あたりにある中山道と北陸道を結ぶ街道の宿場町「海野宿(うんのじゅく)」でした。平日でもあり、それほど混まずに江戸時代にタイムスリップした気分を味わいながら、人が生活している建物が並んだ道をのんびりと眺めてきました。「うだつ」の挙がった家や土蔵が多く、軒にツバメの巣がたくさんあって土台がしっかり造られた安定した建物を象徴している気がしました。
2番目は「苗名滝(なえなたき)」日本の滝百選に選ばれている豪快な滝でした。気分がすっきりしました。
バスは長野県から新潟県に入りました。
今夜のお宿妙高市にある「アパホテル妙高」へ到着したのは夕方5時。
こちらのホテルはゴルフ場も併設していてホテルの前は広いグリーンです。まだ、一組のゴルファーたちがクラブを振っていました。部屋の7階からは雪をかぶった山々も眺められて最高のロケーションの宿でした。夕食も朝食もバイキングなので満足でしたし、お風呂も露天風呂も混んでいなくてのんびり楽しめました。
2日目。バスは長野県へ戻ります。朝一の目的地は「龍ヶ淵」名水百選に選ばれている湧水スポットです。森林浴ができました。
次は「津南見玉公園」ここは想像以上の迫力で、中津川渓谷の柱状節理の絶壁が連なった、津南グランドキャニオンと言われるのが大げさでないと感動した場所でした。
3番目は「関興寺」上杉家ゆかりの古刹、山の中にある静かなお寺で、戦争の際に味噌ツボに経典を隠して、焼け残ったとの謂れのお味噌をなめさせてもらいました。
この後立ち寄った昼食場所のホテルの外はスキー場で、今は雪のない草原の草をヤギさん一家がおいしそうに食べていました。
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最後の立ち寄り地は地元のスーパー。お米(コシヒカリ)の掬い取りや海鮮汁などをいただいた後、買い物をしました。「のどぐろ」が安かったので買って帰りました。
一泊でしたが普段のツアーでは立ち寄らない場所に行くことができたとても充実した2日間でした。