旅・ふ・る Tabi Full

スペイン5日め <セビーリャ 後編>

●カテドラル(大聖堂)

アルカサル見学が終わったら、次はカテドラル。早く並ばなきゃ!
ところが、アルカサルの出口は入口と全然違う場所だったので、迷ってしまった(^^;)
近いから少し歩いたら着くだろうと思ったのに、いつのまにかサンタ・クルス街に入ってしまい、ますます分からなくなってしまった。
サンタ・クルス街は細い路地が迷路のようになっているので、歩けば歩くほど遠ざかっていくようで不安になってきた。
後でサンタ・クルス街も散策する予定だったからいいんだけど・・・。
でも早くカテドラルで並ばないといけない!と思い直しがんばって歩く。
やっとカテドラルのヒラルダの塔が見えてきた時はホッとした。

<サンタ・クルス街> 迷ってしまった。





<子供用のフラメンコ衣装>



<ヒラルダの塔>



<カテドラルも長蛇の列> この写真は入口あたり。



セビーリャのカテドラルは世界遺産で、世界で3番目に大きい大聖堂とガイドブックに書いてあったのでとても楽しみにしていた。
入場料は8ユーロ。現金が少ないのでカードで払いたかったけど、ここは現金のみだった。



<カテドラルの正面>



<カテドラルの中> 厳かです。













<ヒラルダの塔> 展望所まではずっとゆるやかなスロープ  





<鐘楼>



<ヒラルダの塔からの眺め> アルカサルが見えます。

<オレンジの中庭>



●アルフォンソ13世ホテル

暑いし歩き疲れたので、どこか涼しいところで休みたい。
そろそろ糖分を取らないと低血糖になってしまうし(笑)
ホテルのカフェで涼もうと思い、せっかくなので老舗の「アルフォンソ13世ホテル」で優雅にお茶をして、両替もしよう。



アルフォンソ13世ホテルは1929年創業の老舗高級ホテル。
重厚なロビーを通り、奥のカフェへ向かう。涼しくて幸せ~(^^) 
まだスペインでチュロスを食べていないな~と、チュロスとホットチョコを注文した。
11.5ユーロは高級ホテルだから仕方ないけど、フォークとナイフにはびっくり!
こんな上品なチュロスは初めてです(笑)
あつあつのモチモチで、チョコレートもめちゃくちゃおいしくて、疲れが取れました~(><)

<アルフォンソ13世ホテルのカフェ>



<高級チュロス!>



ここで11.5ユーロを払ってしまったら、本当に現金がなくなってしまうので、カードで支払おうと思ったら、機械の具合が悪くて何度やっても通らない。
機械を替えても通らないので、先にフロントで両替して現金で払おうと思った。

ところが、最初笑顔だったフロントマンが無表情になり「申し訳ありません。両替はホテルゲストのみです。」と答えるではないか!
えっ?高級ホテルはそんな決まりがあるの???
でもここで両替してもらえないと、チュロス代は払えないし、駅までのタクシー代もない。
歩くと30分くらいだけど、この炎天下歩けないし、帰りの電車に間に合わない。
「チュロス代を払わないといけないから。」とパスポートを見せて何度もお願いしたけど、慇懃な態度で「申し訳ありません。部屋番号を入れないと両替できないシステムでして・・・」と答える。
話にならないので、カフェの人からお願いしてもらおうと一旦戻る。
もう一度やってもらうとカードが通ったのだ。
それはよかったけど早く両替をしないと電車に間に合わないし、タクシー代もない!
もう一度あの感じ悪いフロントマンのところに行き、外の両替所を聞いて走った。

レートは悪いけど両替できたので、タクシーに飛び乗り、駅へ急いでもらう。
ドライバーさんに列車の時間(17:25)を言うと、びっくりしてたけど、ものすごいスピードと運転テクニックでなんと17:20に到着できたのだ。
チップをはずんでお礼もそこそこにホームへ猛ダッシュ!
セビーリャ駅は荷物検査がなくてよかった~(^^)
一番近い車両に飛び乗ることができた。疲れた~(><)でもヨカッタ~。
それにしてもアルフォンソ13世ホテル、感じ悪~!
でも元はと言えば、余裕を持って両替しなかった私が悪いんだけど・・・(^^;)

●トリモリノスで夕食

今晩はもう一度トリモリノスの街に行って、1回めとは別のバルに挑戦しようと思う。
郊外電車Cercaniaのトレモリノス駅で降りる。
バルの集まる通りをまた2往復くらいして、ハムとワインのおいしそうなバルに決めた。
カウンターの中の赤いエプロンの恰幅のいいお姉さんが優しくて、注文を助けてくれた。

<トリモリノスのバル> 



<リオハの赤ワインとイベリコ豚のハム>



せっかくなのでどんぐりで育てたイベリコ豚のハムが食べたくて、ガイドブックの写真を見せて、「ハモン・イベリコ・ベジョータ」と言うと通じた。
一番小さいサイズを頼んだのに、出てきたら結構な量で申し訳ないけど完食は無理だった。
ちなみに私はお肉全般が苦手だけど、うす~いハムだけは大丈夫なのです(笑)

そしてワインは、スペインでぜひ飲んでみたいと思っていたリオハ Riojaの赤ワイン。
リオハ州はスペイン北東部、フランスとの国境に近いワインの一大生産地と書かれている。
スペインへ行かれた方がおいしかったと薦めて下さったのだ。
ハムは絶品で、ワインもおいしくて幸せ~な時間でした(^^)
今日は朝の下着事件から始まり、両替で焦ってしまい、ドタバタしたけど、終わりよければすべてよし!ですね(笑)

あと、魚介のフライ(フリートス)も一度食べてみたかったので、量を聞いて注文したのにこのボリューム!
お姉さんに「多い~、食べられない!」と言うと、満面の笑みで「大丈夫よ~!」と言われた。
これがオリーブオイルで揚げているので、サクっとして、全然脂っこくなくて完食してしまった(笑)

<ペスカディートス・フリートス> 魚貝のフライ、美味でした!



全部おいしくてリーズナブルだったのに、なぜかこのバルの名前も値段もメモしていないのだ。
両替ができたので、気が大きくなって現金払いをしたようでカード明細もないし~(^^;) 
お勧めのバルなのに情報がなくてごめんなさい!

いい気分でタクシー乗り場へ。
今日は女性ドライバーさんで、この人もルナブランカを知ってたので楽だった。

ホテルに着いた時、もう22時過ぎだったので、日本人女性に洗濯物のお礼を言えなかった。
部屋に入ると私の下着がきれいにたたんだ状態でベッドの上に置かれていた。
あ~、やっぱり恥ずかしい(><)

 


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