~2014年5月3日(土)~
●5日めの朝
スペインも5日めなのに、まだ時差ぼけで早く目が覚める。
4時頃目覚めてヒマだったので、やっとLINEに写真をアップする。日本は11時頃だからちょうどいいな。
まだ時間があるので、下着を洗おうと思いついて、バスルームで洗って干した。
でもホテルの日本人女性が掃除する時、見られてしまうな~、どこに干そうかな~と悩みながらうろうろしていたら、バルコニーに物干し用のコードを見つけた。
外から見えないように低い位置にある。
ここだと掃除の時、そんなに見られないし、やっぱり天日干しが一番!とうれしくなってそこに干した。
そして、昨晩差し入れてくれたサンドイッチとフルーツを頂く。
スーパーで買ったヨーグルトと、日本から持ってきたコーヒーを淹れて充分すぎる朝食に大満足!
<部屋で朝食>
<右下の方に物干し用のコードあり>
●セビーリャへ
今日は列車でセビーリャ日帰り旅行。
最寄り駅のEL PINILLOまで加藤さんが車で送ってくれた。
8:18発のCercania(郊外電車)に乗って、マラガへ。
マラガでRENFE(スペイン国鉄)に乗り換える。
Cercaniaは通勤電車のような感じなので、何度も乗っていると、ここに住んでいるような感覚になる。
1度、地元の人に「○○駅に停まるか?」と聞かれてなんだかうれしかった(^^)
<El Pinillo駅> のどかな無人駅です。
<きれいな車内> 自転車も乗せられる。
<Cercaniaの券売機>
<券売機の画面> まず英語を押して、片道か往復を選んで行き先を押すだけ。
●マラガ駅
9:15発の直通RENFEでセビーリャ SEVILLAへ。所要約3時間。結構かかる。
マラガ駅は手荷物検査があってびっくり。
でもボディチェックはないので、意味がないのでは?と思う(^^;)
<手荷物検査あり>
<9:15発の renfe> renfeってあんまりかっこよくないよね(笑)
●超恥ずかしい下着事件(^^;)
RENFEは定刻通り9:15にマラガ駅を出発した。
天気がいいので車窓からの景色を眺めたり、ガイドブックでセビーリャの勉強をしたりと、楽しく過ごしていた時、ふと今朝の洗濯のことを思い出した。
うわっバルコニーに干した下着、洗濯ばさみで留めるのを忘れてしまったよ~!!!
ぬれている時はいいけど、乾いたら飛びやすいし、急に突風でも吹いたらやばい、やばすぎる(><)
私の部屋は2階なので、下の部屋の庭に落ちてもいけないし、その向こうの道路に飛んでいったら最悪。
どうしよう・・・今悩んでいる間に突風が吹いたら・・・と思うといてもたってもいられなくて、デッキに行ってホテルへ電話をかけた。
鈴木さんに恥をしのんで事情を説明すると、笑いながら、「洗濯ばさみで留めておきますよ。」と温かいお言葉。
更に「乾いたらお部屋に入れておきましょうか?」と。もう顔から火が出そう(><)
どうせ見られるなら、と「すみません、お願いします!」と答えた。
ホテルの人に見られたくないからバルコニーに干したのに、結局しっかり見られてしまうことに(笑)トホホ。
でも下着が飛んでいったら最悪な事態になるので、背に腹は代えられない。
こんなこともあり、鈴木さんと加藤さんには大変お世話になりました!
●セビーリャ駅到着
11:10到着。観光案内所で地図をもらい、タクシーで中心部のアルカサルまで行ってもらう。
セビーリャは観光馬車が多くて、普通に車道を車と一緒に走っているので最初はびっくりした。
<セビーリャ駅> 意外と地味な駅
<車道を走る馬車>
●セビーリャのランチ
もうお昼なので、先にランチを食べてから観光しよう。
そんなにおなかは空いていないけど、暑いしアンダルシア名物のガスパチョを食べて(飲んで)みたかったので注文した。
想像ではスープボールに入っているはずなんだけど、コップとは意外だった。
トマト、ニンニク、オリーブオイルの入った冷たいガスパチョは超おいしかった。
一緒にパンが食べたかったけど、ないって言われ、このクラッカーのようなものをサービスしてくれた(^^)
結構おいしかった。
<ランチのカフェ>
<ガスパチョ>
●アルカサル
セビーリャには世界遺産が2つある。1つはカテドラル、もう1つはアルカサル。
どちらも朝早くから長蛇の列に並ばないといけないと書いてある。
う~ん、どっちから並ぼう。
近いので両方見に行ったら、アルカサルの方が若干短く感じたので、アルカサルの列に並んだ。
日陰がないので暑い。
日傘を使いたかったけど、日本出発前にネットで調べたら、スペインで日傘をしている人はほぼ見かけないので非常に目立つと書かれていたのであきらめた。
仕方なくツバの広い帽子にしたけど、帽子は髪型がくずれるからイヤなのよね(><)
でも日焼けするよりマシか~。
<アルカサル前の行列> これでやっと半分のところです。
<アルカサル前の広場> 左がインディアス小文庫館、奥がカテドラル
並んでいたら、かっこいい馬に乗った警察官が2人近づいてきた。
道を開けろ、みたいなことを言ったのか、人々がさーっと動いた。
すると、明らかに観光用の馬とは毛並の違うきれいな馬の馬車に、正装の人たちが乗って通り過ぎた。
何台も通るので、ロイヤルファミリーか要人なんだろうな~。
誰だか分からないけど、とりあえず写真を撮ってみる。
近くの観光客に聞いてみたけど知らなかった(^^;)
<馬に乗った警察官>
<ロイヤルファミリー?>
1時間ほど並んでやっとアルカサルに入った。
入場料は9.5ユーロ、カードが使えたので助かった。
この時、お財布には20ユーロくらいしか残ってなくて心細かったのだ。
なかなか両替所が見つからなくて、タイミングを逃していたら、ついに20ユーロになってしまった。
早く両替所を見つけないと!
ちなみにスペイン(アンダルシアだけかな?)はアメックスがほとんど使えなくて、ビザカードばかり使っていた。
<ペドロ1世宮殿>
<大使の間>
<庭園>
一番楽しみにしていた庭園。でも花が少なく、造りが雑な感じでちょっとがっかり。
セビーリャのアルカサルも世界遺産で、それはすばらしいものだと思うけど、アルハンブラ宮殿を見たあとではダメですね(笑)
何を見てもあまり感動しなくなってしまったかも(^^;)
アルハンブラの庭園は別格だな~。
これから行かれる方は、アルハンブラ宮殿観光はできるだけ最後がいいと思います(^^)