捨てる神あれば、拾う神あり。
世の中、上手にできている。
私はいつもチビを連れて夕方遊んでいる。
我が家は2階。
チビの三輪車を持ちながら、チビの手をひいて階段を上り下りしている。
帰りはいつも、同じ階の小学生の男の子、○○くんにチビの手を引いて
もらっている。
ありがたいことだ。
いつも、○○くんは真剣な顔で、照れくさいのかなんとも言えない表情で
チビの手を握って階段を上らせてくれる。
私はそんな表情が大好きだ。
心がほっかりと温かくなる。
その2日前には、たまたま誰もいなかったので、私は自分で三輪車を持ちながら
チビの手を引こうと思ったら、1階に住んでいる○山さんが気がついてくれて
ご自分のお子さんに「チビちゃんを送っていってあげて」といってくれた。
ありがたかった。
たぶん、子供を遊ばせている時に別の1階の○田さんが、2階の○下さんが
子供の自転車を下ろしているのをみて「大変よね~」と話していて
私に○山さんが質問してくれた。
「いつもどうしているの?」と。
それで「○○くんにチビの手をひいてもらっているから、助かるんだ」と。
そのあと。
たまたま、○○くんがいないのを見て、気を利かせてくれてお子さんに
チビを送るように頼んでくれたのだ。
こういう気を回すということが素晴らしいし、ありがたい。
また、昨日は○橋さんの奥様が気を利かせてくださった。
ご自分の幼稚園の年中さんの女の子に手伝いで手を引くようにいってくれた。
ありがたいことだ。
本当にありがたい。
人に感謝だ。
人に対してありがたいと思える心の状態を続けられるようになりたい。