久しぶりに東野圭吾さんの「手紙」を読みました。
前に読んだ時は思わなかったけれど、今回は胸に突き刺さりました。
主人公の兄が殺人強盗を犯してしまい、主人公はそのために周りから差別を受ける…
兄の罪によって、大学へ進学できず、アルバイト先でもなかなかうまくいかず。
そして好きな人とも別れることになり、就職する際にも苦労して
ようやく就職した先でも兄が罪人であるために、いろいろな壁にぶつかっている…
真実を告げることが自己満足なのではないか?という箇所で、身につまされました。
本当のことを言っても、受け取る相手によっては、それを自己満足だと
取られられるかもしれない。
自分の癌という病気がまさにそうだった。
癌で、ステージ3ということを言うと、離れていく人もいた。
信じられなかった。
そんな人がいるなんて。
私はガンなのに。
病気になりたくてなったわけじゃないのに。
でも今なら、少しわかる。
言われた方が戸惑うのだろう。
そして病気なのね、頑張って。
でも私の近くにはいないでね。
そんな気持ちなんだろうと。
まるで、犯罪者のように扱う人がいる。
私は知らなかった、そんなひどい人がいるなんて。
でも、良かった。私の友達じゃない。
知ることができてよかったと今は思っている。
前に読んだ時は思わなかったけれど、今回は胸に突き刺さりました。
主人公の兄が殺人強盗を犯してしまい、主人公はそのために周りから差別を受ける…
兄の罪によって、大学へ進学できず、アルバイト先でもなかなかうまくいかず。
そして好きな人とも別れることになり、就職する際にも苦労して
ようやく就職した先でも兄が罪人であるために、いろいろな壁にぶつかっている…
真実を告げることが自己満足なのではないか?という箇所で、身につまされました。
本当のことを言っても、受け取る相手によっては、それを自己満足だと
取られられるかもしれない。
自分の癌という病気がまさにそうだった。
癌で、ステージ3ということを言うと、離れていく人もいた。
信じられなかった。
そんな人がいるなんて。
私はガンなのに。
病気になりたくてなったわけじゃないのに。
でも今なら、少しわかる。
言われた方が戸惑うのだろう。
そして病気なのね、頑張って。
でも私の近くにはいないでね。
そんな気持ちなんだろうと。
まるで、犯罪者のように扱う人がいる。
私は知らなかった、そんなひどい人がいるなんて。
でも、良かった。私の友達じゃない。
知ることができてよかったと今は思っている。