昨日、奈良で移動中、とっても綺麗に色付いたムベが・・・
子供のころ良く食べた記憶が蘇りました。
種の周りにトロトロした甘味部分があり美味しいけど、
種が多くて食べにくい果実です。
長崎ではグベと言っていました(方言の呼び名)
アケビに良く似ていますが、アケビのようには口を開きません。
名前の由来を調べてみると
狩りの途中の天智天皇が、健康な老夫婦に長寿の秘訣を尋ねられると、
その時、老夫婦はその土地に実る「無病長寿の霊果」と言われる果実を差し出した。
それを食べた天智天皇は「むべなるかな」(まさしくその通り)と言われた事から
「ムベ」と名づけられたとか・・・
(その昔、甘味材料として朝廷に献上された。)
ムベの薬効
葉、茎、根は、強心剤、利尿薬、駆虫
原産地:日本(本州関西以西、四国、九州、沖縄)朝鮮南部、台湾、中国
花期:4月末~5月
果実:10月頃には5~7cmとなり赤紫色に熟す。
花言葉:愛嬌(11月7日の誕生花)