偽りの診断に人生を奪われて15年

精神科医の偽診を晴らす事とそれにより派生した問題を解決する事がライフワーク

薬局に特別な感情もなかった私が色々思うようになった因縁の薬局

2024-07-28 11:29:24 | 🟥 Yクリニック・Y薬局
(序章)
先日「最終回」と題して薬局嫌いになった理由を書いたばかりだが、一番最初の「やよい薬局」で何があったのかは説明していなかった。
それは一言では書き表せないような背景などがあったからだが、やはり実名名指しで取り上げた以上、書く義務があるのではないかと思い、文章が下手な自分としてはあまり気は進まなかったが、頑張って思い出しつつ書いてみることにした。

(膵臓の薬・カモスタットメシル)
長期入院から解放されたのが2014年11月だったが、年が明けるとある事情(弟)であっさり飲み始めた。しかし訪問看護が週に2回も組んであったので、その都度ブレーキが効き、のめり込まなくて済んだ。その後も飲んだり辞めたりを繰り返した。

昔と違って缶ビール2本、または焼酎2カップほど飲むと直ぐ腹が減って、フライパン料理をかきこんでいた。だからあまり酔うこともなく、毎日の生活も食事の後片付け等軽々とこなせるので、「アル中が治ったのか」などと夢のような期待を持ったりもしていた。

しかしアルコールの量も少しづつ増え2ヶ月ほどするとさすがに飲むと具合が悪くなり始めた。今までと違って飲んだ上に脂肪たっぷりのフライパン料理を食べ続けるものだから膵臓が悲鳴をあげた。
そして消化器内科に通い始め膵臓の薬を飲むようになった。(同時に眠剤ももらい始めた。それまでは飲む習慣はなかったが)

(大繁盛の皮膚科へ通院)
頭が痒くなり、頭皮に塗るローションを貰うために皮膚科に通い始めた。そして隣の薬局(やよい薬局)で薬を貰うのだが、元来几帳面な私は薬手帳もきちんと管理していたが、そこでは訳あって出さなかった。出せなかった。

理由は二つ、膵臓の薬を飲んでいることを先生に知られたくなかった。アルコールを飲んでいたことがバレてしまうので。もう一つはご主人がやっている消化器内科を選ばなかったこと。その2つに気づかれたくなく、しかも処方されるのが塗り薬だけということもあってずっと薬手帳を出さなかった。飲み薬ではないのでそれで構わないと思っていた。

(やよい薬局の状況)
隣の医院は連日3時間待ちが当たり前というくらい患者が非常に多い医院だった。元々、女医でスタッフも全て女性ということで評判になり、それが目的でくる女性患者やその人間性を慕って通う男性など、とにかく患者が多かった。

当然薬局も患者で溢れ、その頃は40枚制限なんて知らなかったが、女性薬剤師が相当数いて、狭い薬局内を飛び回っていた。世間知らずの若い女性薬剤師たちは「繁盛している事」で天狗になっているようにも見受けられた。忙しいのはあくまでも隣の偉大な医師のおかげということを忘れているような不遜な態度の薬剤師もいた。

(女の園に一人の男薬剤師)
その頃、いかにも気の弱そうな男性薬剤師が一人加わっていた。その人はいつもカウンターで患者応対をさせられていて、特に私たち男の患者には優先してその男性薬剤師が相手をしていた。
しかしまだ慣れないのか手際が悪く説明も下手なところに、後ろからは先輩の女性薬剤師たちに「おらおら」と煽られているような格好で、気の毒というよりこんな所でよく働く気になったものだと思っていた。威張った多くの女性上位の職場丸出しで印象が悪かった。
同じ女性だけの職場でも偉大な女医の後ろ姿を見て働いている隣の医院の従業員が素晴らしかっただけに尚更際立っていた。

(ついに薬手帳を出す日が)
通院してある程度過ぎた頃、初めて飲み薬を処方してもらうことになった。それまで薬手帳を「持っていない」「忘れた」という度に薬剤師に不快な顔、あるいは怪訝な顔をされていたので、飲み薬を貰うのであればと出す決心をした。

すると薬局内で一番ブス(失礼だが本当)の薬剤師に「眠剤を2箇所から貰っていますね!」と蔑んだような態度で詰られた。

実はそれまで消化器内科で貰っていた眠剤を、(何も薬を貰わないので恐縮していた)精神病院から貰うよう切り替えたタイミングだった。それで相当日数処方期間がダブっており、それを目ざとく見つけて指摘してきたのだった。

それをチェックするのも薬剤師の仕事なのだろうが「今まで薬手帳を出さなかったのはこれが理由だったのか」みたいな言い方には腹がたった。

(やっとおさらばできた)
ずっと薬手帳を出さなかった理由は先に書いた2つの理由だったのだが、言い訳をする機会もなく、以降も医院には最優先に、ご主人の消化器内科にもたまに通院させてもらっていた。

それでやよい薬局との縁は切れず、しかし行く度に不愉快な思いはしていたのだが、先日の近所の薬局から男性薬剤師を呼んで対応させるという酷い扱いを受け、ようやく完全に縁が切れたのだった。



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