最近思うのだが、入院中A院長のままだったら一生退院できなかったと実感することが度々あり、ゾッとして震えがきそうになったりする。
退院直前か退院直後、時期ははっきり覚えてないが、一番の事情通のI看護師に「B先生に変わったから退院が出来たんだよ」と言われたことがあった。その時は何故か重大過ぎる話なのにピンと来なかったが、6年後の今まざまざと実感している。
ただ統合失調症を疑いもしなかったB先生も再入院は必至と考えていたようだ。退院後の手紙のやり取りでも「1日でも長く今の生活を続けられることを願っています」と毎回必ず書き添えてあった。
しかし最後のチャンスを与えてくれたB先生には感謝してもしたりない。B先生がいなかったら・・・・・、病院内で発狂していたかも知れないし、順応していたかも知れないし、いずれにしても怖すぎる話だ。