聖戦ヴァンテを読んだんで、感想でも書こうと思ったのだが、以前書いたものは感想からかけ離れていた
で、これ平成9年初版だからずいぶん古い
27年も前じゃん
実は読んだ記憶もあったりして、全部読んだわけじゃないから部分読みなんだろうね
主人公は三人いるのですが、アンリを軸に物語が展開するのでアンリに感情移入しやすい
アンリは凄い美形のようです
別に容姿が優れているとか記述はないですが、「一目で貴族と知れる」とか書いていると、軍服も泥だらけだし、顔も泥だらけだし、よれよれの状態なのにそう書かれているとはやり美形なんだなと思ってしまう
フランス革命が起こってから政治形態が変わり続けるのですが、平等だと言いながらどうして貴族の方が美形なんだとか頭がいいんだとかいう疑問があった時期あるそうですが、美形の理由として(金があるから美人を嫁にもらえた)という理屈があるそうです
ンなことどうでもいいのですが、それを言うならたとえ庶民でもすごい美形が男でも女でも出ているのも事実です
で、一番びっくりしたのは最後の方で三人のうちのあまり出てこなかった二コラ・ラザール・オッシュが毒殺されていたこと
何故毒殺されたのかは全く書いていないのでわからない
しかしオッシュは三人の中では一番穏やかな人生だったはずなのに(と言っても戦場にいたけど)何故毒殺?さらに誰に?
1797年らしいから1794年にアンリがなくなってから3年後だ
まあ当時のパリに住んでいた人も革命時にほとんどなくなっているからそんなものかもな
後の一人のジュリアンだけど、たぶん創作の人物だろうな
溺死刑をやって責任を取らされた奴がいたというのは知っていたけどね
詰まんない感想だけど、こんなもの