劇団未来ブログ

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3/19はミュージックの日

2015年03月19日 21時57分52秒 | その他
暖かい日が続いておりますね。
来週の寒気ぶり返しに今から憂えております。
こんばんは、こんな時間から中華料理を食べに来ておりますコレステロール値の上昇止どまるところを知らない池田不健康です。フルネームで使えそうですね。


さて、先日遅ればせながら『永遠の0』を鑑賞致しました。
戦争の真っ只中を生きた人と、経験をしていなくても理解しようとする若者と、その同じ世代でも戦争に興味も無い人。こういった人々の人間模様も描かれていて大変興味深く観ました。


そして一番強く感じたことがあります。

戦争を語る老人役の方々にとっては終戦後の生まれであったとしても、まだ身近で凄惨な過去として心に生き続けている出来事でしょう。
しかし、戦時中を演じた若い人にとっては戦争映画や資料を見たり、実体験をされた方からお話を聞くことからでしか見えてこない、実感の湧かない出来事かもしれません。

私は経験はおろか、体験者からお話を聞く機会すらありませんでした。ですから、戦闘機を操作している時の感情も特攻に選ばれてしまった時の感情も、戦地へ赴いた者の帰りを待つ家族の気持ちも、全ては想像の範囲でしかありません。
そんな私でも、皆さん実際に経験をされたのではないかと思えてしまうくらいの
鬼気迫る演技を観ることが出来た、そう感じました。

特に岡田さんの一つ一つの感情に対しての向き合い方はとても丁寧だと思いました。映画最後の特攻シーンで岡田さんの顔の正面がアップになりますが、思いの外長い時間を使った心に残る場面です。
今まで岡田さん演じる宮部が貫いてきた強い想い、そして愛情がここに集約された表情に感じました。


演技は虚構ですが、それを観客に感じさせない程にリアリティーを追求する、これが観る者を圧倒させ感動せしめるのだなぁと、大変勉強になった作品でした。


火曜日は定例のお稽古日です。
前回木曜日に読み合わせた戯曲の続き、後半部分を配役を更に変え読み合わせました。割り当てられた人物の声や性格、動きなどを想像しながら読みました。
上手になんて勿論できてなんかいませんが、小さくとも明確な目標が出来た今日、意義のある時間を過ごせたようです。
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しかし最近文書長い!
鬱陶しいですよねぇ、次回は短くして皆さんに読んでもらいやすい長さと不真面目さを織り交ぜてお送りしますね!



大阪城のお土産屋ボーイに怒られたところで今日はこの辺で。
ちゃお!


追伸
タイトルなんて全く関係ねぇぜ!!
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