劇団未来ブログ

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すこしあたたかくなってきた?

2009年04月07日 12時55分51秒 | 稽古日誌
そもそも、お芝居というのは“ごっこあそび”のようなものだ。

思った。

立ち稽古が始まったが、舞台装置などは全てまだ仮りのものだ。
“ここが入口のつもり”
だとか、
“ここに出窓があるつもり”
といっては、棒を並べて仕切っていく。

誰がどう見ても、寸角棒やベニヤ板が並んでいるだけなのだ。
それを、舞台上では信じて、動いていく。

まあ、小さい頃にやった“ままごと”の延長線上見たいなものだ。
しかし、そう考えると楽しい。
ただの箱馬(木箱)が、立派な家具になったり、椅子になったり、本棚になったりする。
そして、そこがいなかの古いお家を改造して出来たレストランへと変わっていく。

当然、まだ“動き”も“位置”も固まっていないので変更はあるし、想像の行き違いもある。
だから、壁を突き破るヤツが出てきたり、あさっての方向へ退場するやつも出てくる。

あくまで、舞台装置というのは、お客さんに芝居がより想像力を膨らましていただける為のものだ。
だから、“うそ”も出てくる。
例えば、客席の全ての場所から見えるように、壁を斜めにふったりもする。
また、役者の“動き”が制限されるという理由で、椅子や机の位置をかえることもある。

だからって、暖炉の中に石油ストーブはないやろう。

ナンボ邪魔になったからって、最終的に火の中に石油ストーブはウソやろう。

でも、まだ、そこが暖炉だったと認識していた人は少ない。

うふふ

あついよー

ものすごくあついよー

いいのかなー?

(きっと、変更になると思います。)

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