雨模様ながら、時おり思い出したように細かい雨が降る程度の、重たい曇り空が続く奈良です。
今日は午前中に農機具屋さんに行って、来年のもみ播き用の土の注文や、稲刈り機(バインダー)の結束ひもや草刈り用のチップソーの購入をしました。毎年、夏の終わりに展示会を開いて、あちこちにテントを立てていろんな業者がいろんな機械や資材を売る大きなイベントなんですが、今年はコロナの影響で展示会をせず、9月末までの間、農機具屋さんの事務所でこぢんまりと注文の受付や展示品の販売をしていました。
事務所内は、あちこちに消毒液や手拭きの紙が置かれ、応接セットのテーブルの真ん中には透明のボードが立てられていました。2年ほど前に息子さんに社長のイスを譲った元社長さん(70代)は、タバコを吸いながら「わしはこういうのは性に合わんのやけど、息子が『やっとかんといかん』って言うてやっとるんや」と笑っていました。元社長と高齢の男性客2人はマスクなしで、事務員さんや私たち以下の世代の人たちは皆マスクをしていました。いかにも田舎の農機具屋さんと農家の高齢者という感じでした。(^▽^;) でも、こんな小さな田舎の農機具屋さんでも、コロナ対策の意識はきっちりと浸透しているんだぁ、と思いました。もちろん、農家の高齢者の意識はこんなものなんだなぁ、とも。私も含めて、田畑で作業しているときは、誰とも密にならないし、マスク着用では作業にならないので、マスクはしていません。んなもので、人と会うときにも、ついマスクを忘れてしまうんですよね。だから、妻のバッグにはいつも予備の使い捨てマスクが入れてあるし(ほぼ私の忘れた時用)、私一人で出かけるときは、車のエンジンをかけてから、必ずと言っていいほどマスクを取りに戻っています。r(^^;) もう少しの間、コロナが一定期間新規感染が収まるまで努力を続けないとね。
農機具屋さんからスーパーヤオヒコに行き、帰宅したのが11時すぎ。母がデイサービスに行ってる間にできるだけ用事を済ませようと、妻が家事をしている間に、栗拾いと畑の草刈りをしました。近年、畑の草が様変わりして、これまでの多様な草が消えて、数種類の繁殖力の強い草ばかりになっています。その中に、普通のチップソーではうまく刈ることのできない、細くて柔らかい草があります。その草を刈るとき用に、今日は新しいタイプのチップソーを買ってきたので、さっそくそれを使いました。草刈りの範囲が思っていたより広範囲だったので、作業を終えたのが12時半ごろ。母には、先に昼食を食べておいてもらって、妻と二人で駅前にラーメンを食べに行きました。
先週も食べた、お気に入りの、鶏塩白湯ラーメンです。何度食べても、いつもすごく美味しいラーメンです♪ こういう風にして、妻と二人で食事に出る機会が増えたらいいのになぁ~。
長い時間、母を一人で置いておけないので、ちょっとした用事を済ませて急いで家に戻り、少し昼寝をしました。そのあと、朝のうちに拾っておいた栗のイガを剥きました。
2kgぐらいかな? 粒の大きいのが増えてきたので、栗拾い本格化、ですね。大粒の物は神棚に供え、あとはご近所さんにもらわれていきましたとさ。
田んぼの真ん中に溝を切って、土の水分が抜けるようにする、「中水垂れ(なかみたれ)」という作業をしたいんですが、雨が降ると、鍬であげる土が柔らかすぎてうまくできません。今は雨が降っていないけど、今にも降りそうだし、今夜からはけっこうな雨が降るという予報なので、明後日以降にしようかな?