短歌をたしなみ、交際も広く、社交的なおばあさんだったが、家では息子さんと二人暮らしで、気が晴れないことも多かったように聞く。息子さんに当たることも多かったようだが、「正直うるさいと思うこともありましたが、いなくなるとなんだかさびしいです」とおっしゃっていた。
このばあさん、私は一度だけ家でお話をしたことがあるのだが、軍馬に乗った軍服姿のお父様の写真を何度も見せてくださっていた。またそれがおばあさんのご自慢であったようなのだ。
思えば、こういう世代の人は、私の周りにはもういない。生まれは、大正9年。私の亡き父より5つも年上だったんだなぁ。
ご冥福をお祈りいたします。
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