正月飾りを焼く「とんど」(「どんど」という地方が多いようです)は、自治会ごとに行っていたが、田舎にありがちな老齢化で、我が自治会もとんどをなくして数年が経つ。代わりに自治会連合の大とんどが行われるようになったのだが、やはり「一応行事を残しているだけ」という感覚はぬぐえず、思い入れはない。 そこで、我が家では、田んぼに小さなとんどを作って、「勝手に小とんど」を行っている。 ばあさんの仲良しさん数軒に声をかけ、一緒に正月飾りを燃やした。 去年は、うまく燃えなかったのだが、今年は、少し風があったにもかかわらず、炎はまっすぐに伸び、よく燃えた 「今年は縁起がいいなぁ」と、燃やしに来たご近所さんと喜びあった。 ご近所さんが「お神酒や~」と、上等の酒を持ってきてくれ、飲みながらのとんど 冷たい空気の中だったが、ほっこりと温まった。 今年も無事に過ごせますように