東日本大震災から10年。
10年目という事で、メディアも挙って特集番組を組んでいます。
地震中の悲鳴混じりの映像を見ると、少し心がシンドくなります
私ですらそう感じるのですから、被害の多かった地域の方々はもっとツライでしょうね…
震源近くに住む元同僚は、それはそれは大変だったそう
私は震源から百何十kmも離れている所にいたのに、それでも大変な思いをしました
しかし、なにより…
隠れていた職場の机に天井埋込型のエアコンが落ちて来た事より…
実験室の壁が爆ぜて瓦礫まみれになった事より…
左足をガラスでザクザクやられた事より…
自宅のTVが御釈迦になった事より…
ボランティアで行った避難所で余震に脅えるお年寄り達の声より…
何よりも、当時幼稚園だった娘に
『パパぁ、白オニギリばかりじゃなくて、オカズが食べたいよう…』と泣かれた事が本当に応えた。
本当に本当に応えた…
ボランティアの諸々に必死になって、自宅のケアが足りてなかったね
食料調達が不十分でした。
『パパぁ、オカズが食べたいよう…』は、今でもベットリと私の心の中に在って、不意に表に現れては『色々ちゃんとしなきゃ…』と思わせてくれます。
今や、私を支える芯みたいな言葉のひとつになっている
当時、福島漁協は言いました
『被災地じゃねぇ、正念場だ』と…
今でもまだまだ正念場。。
余震も続きそうだし、ちゃんとしなきゃ…
【今日のみかんさん】
弁当屋さんへ同行中