我々フィリピンに住む日本人、即ちここの国にとっては外国人ということになるのだが、長者番付に名を連ねる中国系フィリピン人、彼らも元は外国人なのだ。何故そこに優秀である筈の日本人が顔を出せないのか・・。夕べはそのことを考えて眠れなかった。夕べお客さんとの会話の中でその話題が出たのであるが、ここに根を下ろす中国系フィリピン人たちは、人生のスパンを個人で捉えているのではなく、2世代3世代、後続する世代で物事を見る。
したがって元は大陸系中国人、しかし国籍はフィリピン、結果、良くも悪しくも国籍がフィリピンと言うことだけでここの国の恩恵を受けることが出来る。それを恩恵と言うのかどうかはさておき、土地の名義人、ビジネスの名義人、はたまた政治にも携わることが出来るのである。一方諸外国の人たちはどうであろう。欧米人も含め日本人、韓国人、他のアジアの人種、自国から持ち込んだ資本でビジネスを開始する人も少なくない。しかし当然ぶち当たる壁、やはりビジネスネームや土地の所有は到底無理である、したがって現地の人間に頼らざるを得ないのは必至となる。
そこで問題となってくるのは、フィリピンと言う国家の法律である。名義人になれない外国人たちは自分の開業したビジネスを断念せざるを得ない状況に追い込まれるケースも少なくないだろう。現大統領のBenigno Simeon "Noynoy" Cojuangco Aquino IIIも長きに渡る華人財閥の一員である。この華人ネットワークはアジア全域に広がっており、このフィリピンのコファンコ一族に置いては、1861年、13歳で福建省竜海県からフィリピンにやってきて、マニラの中国人街ビノンドで金貸し、コメ商売人として蓄財した。
(注:超域コミュニティ論としての華人ネットワーク - 愛知学泉大学)参照
1861年に端を発し、現在はフィリピンの政財界を牛耳るほどまでになった華人たち、そもそも同じ土俵に置いての外国人だったのには変わりがない。もっともそんな法律などは苦ともせずに数世代に渡り自分達の生きる道を構築してきた華人たちにとっては、何の障害にもならないであろう。現在フィリピンの人口の数パーセントしか占めていない華人たちであるが、フィリピン人の50%は何らかの形で華人の血が混ざっていると言うのも現実なようである。
本国の中国は現在アメリカをも脅かす存在となっているが、その裏側ではこの何世代にも渡った華人ネットワークが貢献したことには違いが無いだろう。我々日本人がこのア・ウェイの地フィリピンでどれだけの展開が出来るのか・・今後のことを考えると気が遠くなる話である。
したがって元は大陸系中国人、しかし国籍はフィリピン、結果、良くも悪しくも国籍がフィリピンと言うことだけでここの国の恩恵を受けることが出来る。それを恩恵と言うのかどうかはさておき、土地の名義人、ビジネスの名義人、はたまた政治にも携わることが出来るのである。一方諸外国の人たちはどうであろう。欧米人も含め日本人、韓国人、他のアジアの人種、自国から持ち込んだ資本でビジネスを開始する人も少なくない。しかし当然ぶち当たる壁、やはりビジネスネームや土地の所有は到底無理である、したがって現地の人間に頼らざるを得ないのは必至となる。
そこで問題となってくるのは、フィリピンと言う国家の法律である。名義人になれない外国人たちは自分の開業したビジネスを断念せざるを得ない状況に追い込まれるケースも少なくないだろう。現大統領のBenigno Simeon "Noynoy" Cojuangco Aquino IIIも長きに渡る華人財閥の一員である。この華人ネットワークはアジア全域に広がっており、このフィリピンのコファンコ一族に置いては、1861年、13歳で福建省竜海県からフィリピンにやってきて、マニラの中国人街ビノンドで金貸し、コメ商売人として蓄財した。
(注:超域コミュニティ論としての華人ネットワーク - 愛知学泉大学)参照
1861年に端を発し、現在はフィリピンの政財界を牛耳るほどまでになった華人たち、そもそも同じ土俵に置いての外国人だったのには変わりがない。もっともそんな法律などは苦ともせずに数世代に渡り自分達の生きる道を構築してきた華人たちにとっては、何の障害にもならないであろう。現在フィリピンの人口の数パーセントしか占めていない華人たちであるが、フィリピン人の50%は何らかの形で華人の血が混ざっていると言うのも現実なようである。
本国の中国は現在アメリカをも脅かす存在となっているが、その裏側ではこの何世代にも渡った華人ネットワークが貢献したことには違いが無いだろう。我々日本人がこのア・ウェイの地フィリピンでどれだけの展開が出来るのか・・今後のことを考えると気が遠くなる話である。
フィリピンでは何の権力もないですね。。。
そのあたりのスタンスが、ポッと来て出来ないビジネスの難しさを感じます。
ここ似に来て溶け込むには、2世や3世に期待する、やはり場所に土着と言うことなんでしょうね。
ショウタさん、おはようございます。
華僑の力を見せ付けられるフィリピンですね。日本人はどんどん引き上げていきますが、・・・次は、韓国人が狙っています。
最初に書いたアドレス。フィリピン入国管理局の在比外国人の名簿です。国籍、職業等、個人情報が公開されています。個人情報保護法は、フィリピンでは、どうなっているのでしょう。
商社。経営者、出資者はすべて華人です。
徳川の鎖国政策が尾を引いているんですかねぇ??
外国で一旗揚げるという考えが、日本人には少ない気がします。私には全く無い考えですので、余計にそう思うのでしょうね。
フィリピンはビジネス・チャンスが沢山あるように思えますが、授業料が高くつきそうです。
ショウタさん、頑張ってくださいよ!!!
私も先程まにら新聞を読みましたが、駐在員200人の個人情報がインターネットで閲覧できるらしいですね。
どうなんでしょう、そのあたりの個人情報公開の規制ってあるんですかね。
ただこちらに来てびっくりしたのは、事故でも、事件でも顔も隠さずに生々しい現場の写真を平気で報道していることです。
遺体ですら平気でカメラに映すことが信じられませんでした。
>経営者、出資者はすべて華人です。
成る程そこまでになっているんですね。
表立って目立つ訳では無いですが、実は華人経営が多いんですね。
久しぶりにいらしたフィリピン、企業人としてのBonyさんの目から見たフィリピンのこと、是非感想をお聞かせ下さい。
本日はDさんとお会いします。
久しぶりなので、楽しみしています。
外国からの視点で見ると、鎖国とも思えるような部分もありますね、確かに。
ショウタさん・今日は、
昔華僑の人は事業を創める時手助けする組織が有ると聞いた事が有りました。成功した時返済すると、外国人が他国で生きる為のは日本も厳しかったのですね、
フィリピンでは日本より治外法権で厳しいですね、日本人は同胞であまり助け合わない民族なのかもしれません
本日は宜しくお願い申し上げます。
昨日はどうもありがとうございました。
Kさんご夫婦、Sさんご夫婦、いつものメンバーで非常に盛り上がっておられましたね。
皆様にはいつも来店していただき感謝のしようもありません。
人手が足りずに、偶然大家さんの関係、他の日本人客の方も大勢来られて禄にお構いできませんでした。
ゆっくりお話できなかったのが残念でしたが、そのうちお邪魔いたします。
今後とも宜しくお願いいたします。