てまえみそ日記

布ぞうりを作ったことやその他のことなどを記す。
年に一度はばあさんの手解きで味噌造りをしている。

夏太り 暑さ増すほど よく食える

2019-08-07 | 日記
昨夜仕込んでおいた甘酒が完成した
朝食後、10時、昼食後に飲んで残った
ちょっと飲み過ぎです
甘酒をカップに入れて凍らせ甘酒のアイスを作った
暑う~い時にはこれがいい


夏痩せを 期待してるが 食進む


清閑を 楽しむほども 金はなし

2019-08-05 | 日記

 芭蕉が福島県を通って330年になるのを記念して地元紙が連載してる記事を毎週楽しみに読んでいる。奥の細道は知っているが読んだことはなかったのでこれを機に読んでみた。新聞ではちょうど須賀川に一週間ほど滞在した時のことが書かれているがやっと白河の関に着いたところまで読んできて間もなく新聞に追いつくところだ。紀行文というよりは旅のメモ書きみたいに思われた。野ざらし紀行や笈の小文などにもあったがなにから引用してあるのかを知らないと楽しめない。当時の文人の間では「共通の教養」があったから通じたのだろう。
 嵯峨に遊び去来の落柿舎にしばらく滞在した時、舎中に用意したものが白氏集、本朝一人一首、世継物語、源氏物語、土佐日記、松葉集、その他文具や酒器をそろえて「我貧賤を忘れて清閑に楽しむ」だという。さすがプロの徘徊師。この程度の教養は当時としては常識だったのか。
野ざらしの 覚悟を伴に 道が奥


源氏物語ー若紫(上)ー2

2019-08-04 | 
 朱雀院が出家した。多くの女御や更衣が離れ離れになる。朧月夜は尼になろうとするが諫められて断念する。院について行くことはできない、いわゆる後家になってしまった。 そんな状態を見計らってか源氏は朧月夜の尚侍を訪ねて行った。およそ15年ぶりの再会である。突然の来訪に戸惑うが邪険に扱うこともできず面会する。朧月夜は気高く美しく若々しい。初めて逢った時より新鮮で美しくとても情愛深いと思った。若いものが持つような気持ちは持ってないと言うが、空が明けていくのが惜しく再会を約束してやっと帰っていった。
このあたりのことを晶子は「・・・復活した情事を他に漏らすべきでない・・・」と訳している。15年も過ぎているのにまだそんな気持ちがあるとは長く火種は残っていたので、やけぼっくいに火が付いちまったか。
1000年前の40歳は老人かなと勝手に思うが情事が出来る健康状態なのか。疑問。
 ところでこんなことを思い出した。これを知るものはこれを好むものに如かず。これを好むものはこれを楽しむものに如かず。これを好色に置換すると歳は関係ないのかなと思えてきた。熱署のせいで下種なことを書かされてしまった。


ひどく暑い 婚活なんか したくない

2019-08-03 | 日記
と、言ってるかどうか。物干しざおに蝉がとまってた。
近づいても逃げないのは疲れているからか。

生まれると 葬儀の日程 決まってる
子孫を残す以外に何が出来るかな?
七日だが まあるい地球の 一員だ
なあ蝉よ この世に生まれて 幸せか
そんなこと 考えている 暇はない


もったいないリメイク布ぞうり

2019-07-31 | 布ぞうり
今月初めにTシャツのアラで作ったこんこん小ぞうりをほどいて布ぞうりに作り直した。出来ばえが良くないのは捨てるような紐を使って編んでいることにしておく。材料の悪さを腕でカバーできないのが残念なところだ。これはほかの人にあげるわけにはいかないからばあさんに履いてもらうしか処分のしようがないと思うがどうなるかな。
寸法 長サ:20 幅:9 cm
久しぶりに布ぞうりを編んだ。腱鞘炎のいわゆるバネ指というものになりしばらく何もしないでいたので少しはよくなったかと思って試しに布ぞうりを編んでみた。
半月ぐらいで良くなるものではないようでまだしばらく時間がかかりそうだ。
治療費を 払って編むよな 草履かな


八重の桔梗が咲いていた

2019-07-30 | 路傍の花
いつ頃から咲いていたのか思い出せないが八重の桔梗が咲き、すでに枯れた花もある。
八重といえば会津を舞台にした大河ドラマは毎週見たが、今の大河ドラマは見たことがない。


わかっているが出来ないこと

2019-07-30 | 健康
八分超え 夏乗り切ると 太ってる
座右の銘に 慎言節飲食 言を慎み飲食を節す とあった
酷暑が続くとき夏バテしないように飲食を節制するのは難しい。気温が上がるごとにビールがはかどる。夏を乗り切ったと思う間もなく収穫の秋、食欲の秋が来る。
いつになったらダイエットが出来るのか?
 暑すぎてウォ~キングどころではない


昼に甘酒

2019-07-28 | 日記
昨日仕込んでおいた甘酒がいい具合に完成した。朝食後に一杯。
昼は、甘酒にヨーグルトとバナナとわずかな手前味噌を入れてミキサーでかき混ぜた。
お椀に二杯、ぐいっと飲む。ファイトが出たり元気ハツラツになるドリンクよりも
甘酒が最高です。食欲のないばあさんもこれを飲んだら元気に昼寝をしている。
ばあさんは ファイトハツラツ 甘酒で


甘酒の味見

2019-07-27 | 日記
夕方仕込んだ甘酒の味見をした
いい塩梅の甘さになって明日の朝が楽しみだ
酷く蒸し暑い夏を乗り切るには甘酒が一番いい
血糖値とメタボに気を付けていただきます
これはご飯と麹を混ぜて保温にするところ

楽しみは きゅうりをかじり 出来立ての 甘酒を飲む 調和の霊感
生みそ付けてきゅうりをかじりながら甘酒を飲むのは味噌の塩味と真酒の甘みとの調和を楽しめる
味噌はてまえみそに限る


源氏物語ー若紫(上)

2019-07-27 | 
マラソンでいえば折り返し点を過ぎたあたり。いつになったら読了するかわかったものではない。
朱雀院の女三宮はどんな宮か
 小さくきゃさ、着物の中にすっぽり入っている
 未熟で幼稚、思ったことをすぐ口にする
 おっとりして筆跡が幼稚だ
夜、三日間通うことで結婚が成立したが暗いから様子がわからなかった
五日目に昼行ってみたたところ源氏はようやく気が付いた、これではとても見捨てることなどできない(畏れ多いことだ)、15歳とは思えない心身の成長の遅れを感じさせられた。
 朱雀院が女三宮にだけ早く後ろ身を付けようとする理由がわかった。病弱であり出家を望んでいるから自分がいなくなった後のことを大変心配するわけだ。高貴な家の娘でも悪い男にだまされたり不届きな侍女の手引きでそそのかされて辱めを受けるというようなことが起きないようにしっかりとした後ろ見になるような婿を選びたかった。こんなふうな親の心配は当たってしまうものなのか。
 源氏にしても姿を見てびっくりしたのは末摘花に続いて2回目か。似たようなことは起きるものなんだ。世間が見れば申し分ない結婚に思うが見ると聞くとは大違い。
熱が冷めた感じがする。しかし、朱雀院が出家すると今までついていた尚侍や女房
などの身の振り方が気になってくるのは治らない好き心のせいか。もう40歳なのに。

台風が心配だが、今日も暑い、1000年前の都も暑かったのだろう。