SEの夏休みと言うと、プロジェクトの貴重なバッファ期間だったりします。プロジェクトのバッファとは、予定していた作業が予定どおり進まない場合、この期間を消費して、予定に追い付かせるためにつかう期間と言う意味になります。
では、プロジェクトの進捗が順調なことはあるでしょうか?
いいえ、まず無いでしょう。何て言ったって、我が国はメテオフォール型開発が主流ですから。(ウソ)
そんなわけで、夏休みをプロジェクトの遅延のリカバリーに使ったと言う経験を持つSEは多いのではないでしょうか。
私もそんな平民SEの一人です。夏休みと言えば進捗リカバリーです。
この期間がなぜリカバリーに最適かと言うと、普段の定例会議、進捗報告会などどは開催されません、一日中、使いたいように時間を使えるようになります。そして、この期間は神様も持ち場を離れているようでメテオやらコメットやら落ちて来ません、安心です。
ですから、安心して集中して、チームメンバと一緒にテストを消化したり、機械のログを解析したり、平日では考えられないくらいの集中力で、一気に進め、進捗を追い付かせる事ができたりします。そして、私にとって久しぶりに機械をさわったり、実機のログを自分の目で見て、解析する数少ないチャンスだったりします。
元々、機械をさわるのが好きでSEになった身分ですからね、こういう時間ってケッコウ嫌いじゃないんです。
そんなわけで今年の夏休みは
夏だ!遅延だ!リカバリーだ!
ずっと夏休みのままなら仕事しやすいのに(ェ?)