皆さんは鎌倉殿の13人を見ただろうか。僕はテレビの録画機能を活用してなんとか概ね見たのたが、1000年近く昔の人の営みの痕跡が、今でも残り続けているとことに改めて感銘を受けた。伝説のような昔話であるのに、確かにその時代に人の営みがあった痕跡が今も残っている。それに対して今の僕たちの仕事はどうだろうか。最新テクノロジーに翻弄され、5年毎に流行りのテクノロジーを活用し、0から設計しなおす。大手の企業は毎年多大なシステム運行費用をつぎ込んでいるにもかかわらず、そこで作り上げたものは5年もすれば老朽化して作り直さなければならない。これでは年々肥大化するシステムを維持するだけでSEが人手不足なってしまう。SEの仕事はなんと儚く虚しいことだろうか。現代なって人類が手に入れたこの情報の建造物を5年で壊れるブレハブではなくて、SEの仕事によって1000年後にも残る構造にすることはできないだろうか。僕たちの仕事を何らか形で人類の資産として残るようにすることで、システムの維持の浪費のループから抜け出したい。その結果、1000年後も痕跡が残るようなそんな仕事をしたい。ということで、1000年アーキテクチャーと言うテーマで考えていきたいと思う。
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