色画用紙を切ってテープを作り、それを丸めて型の中に入れるデザインの課題
どんな形になるかは子供次第で面白い
想像力が広がります
9月の造形課題は、粘土でレリーフを作りました。
色はつけないで、粘土で肉付けして立体感を出します。
テーマは「顔」
吊るして飾れるように、紙皿の上に作りました。
作品は、作った本人に似るとよく言われますが、どうでしょうね
年長の作品⇩
小1の作品⇩
小3の作品⇩
「顔」をテーマにしましたが、自画像ではないので、特に女子は、可愛い既存キャラクターを真似したがる傾向にあります。
この上の最後の作品は、飼っているハムスターだそうですけど、その上の作品はピチュー(ポケモン)です。
年齢が上がると余計上手に真似てきますので、作品作りには、できるだけキャラクターを真似しないように働きかけますが・・・
作者に似るほうが面白いんですけど、作っている方は、ちょっぴり恥ずかしいかもね。
結局は、本人のやる気が一番、まずは本人が満足できる作品作りを優先しています。
今年のぱぴえ夏休みの集団制作は「いっぱい描いちゃおう」と題してビニールにクロッキーを描きました。
いつもと違うのは、ビニール越しにモデルを見て、形を写しとるというもの。
正確なポーズを描けるかな、と思ってやってみましたが、何だか怪しい
ビニールがふにゃふにゃして 思っていた以上に描きにくかったのもありますが、写しとることもうまくできず
結局いつものように自分の感覚で描いていた人が多かったかもしれません・・・
消しゴムで消せないペンで描くのは、初めてで、「失敗した」「変になった」と言っていましたが、これは狙い通りで、間違ってもそのまま描き進めていきました。
よく見て慎重にペンを走らせる体験です。
全員が順番にモデルになって9ポーズ、1回5分で、みんな描き終えました。早い人は2つも描けます。
描き終わったら、木材を組み合わせて立体を作りました。
テントのような形にしようかと思っていましたが、みんな中に入りたがるので、四角く囲んでみることに。
屋根も作れたら面白かったけど、そこまで考えていなかったので今日はここまで。
最後はみんなで中に入って、絵本の読み聞かせを聞いてもらいました。
先日、与野本町児童センターでおこなったようにちょっと怖い話をテーマに3冊。
芸術劇場で音楽劇を公演した「死んだかいぞく」を持っていったら、学校にポスターがあったらしく「知ってる」と叫ぶ子ども達。劇を見たという子も一人いましたが、みんな絵本は読んでいないのよね。
ということで、よく聞いていました。
いろいろ質問が飛んできましたが、絵本の世界といえども現実と重ねるので、小学生のツッコミにそこが気になるのか、と私も考えさせられました。
基本、美術は個人作業ですが、みんなで何か作るのは楽しいです。
もう一日、集団制作があるのですが、場所もメンバーの違うので、そちらではどんな作品になるのか、楽しみです
アトリエぱぴえの今年度1回目の油絵が6月にありました。
今年は油絵初めての4年生が挑戦します。
少し画材の扱いが難しいかと思いましたが、当人はいつもの水彩絵の具と同じように描けたと言っていました。
絵の具の使い方の説明をしてから、自由に描いてもらおうと、今回は「空想画」をテーマにしました。
要は、なんでもいいのです
で、彼は魔法使いを描きました。
だいたい、3回の学習で仕上げました。
女の子の魔法使いが箒に乗っているところ、です。
やっぱり魔法使いは、箒にまたがって飛ぶイメージなんですね
これは、昔も今も変わらないんだなあ🧙
以下、完成品です。魔法使いの周りにいるのは妖精だそうです。
のびのびと思った通りに描いていたので、良いと思います
次回の油絵は、秋に風景画を予定しています。
「外でスケッチするよ」と伝えたら、「写すのは得意だから」と心強い返事が返ってきました!
楽しみですね。
そして今年から大人の方も油絵を描いています。
ある生徒さんのお母様で、「私も何かやりたい」と前々からおっしゃっていたところ、お子さんが小学校に進学したのを機に始められました。
彼女も油絵は初めてだとのこと。大人は時間を決めずにじっくり描いていきます。
まずは静物を見てどのくらい写実的に描けるかやってみたいとのことで、モチーフを見ながら、丁寧に描き始めました。
仕事や子育て、家事に追われている中、何かに没頭することを自分もやってみたいと考えたそうです。
絵は一人でできるし、いつから始めても大丈夫👌
私も老後に大きな油絵を描いてみたいとずーっと思っていました。
老後はそろそろなんですがね・・・
毎年5月は、水彩絵の具の扱い方を学習します。
主に色の三原色と混色で、様々な色が作れることを学ぶのです。
それを理解した後で、「野菜を描こう」と題して、本物の野菜を見ながら描きました。
基本的に野菜の色は、赤・青・黄、そして三原色では作れない白と茶色も加えて作ります。
生徒さんの中には、オレンジ・緑といって絵の具から色を出す人もいましたが、混ぜた方が本物に近い色になる野菜もあります。
以下、1年生の作品
実物より小さくならないようにと言って、個数や構図は自由です。
年長さんも頑張りました。形をよく見て描いていますね。⇩
3〜4年生になると影やハイライトも加えて、立体感を出しました。
影は黒を使わないで作ります。
子どもがどこに興味を持ったかがわかる絵画でした。
同じものを描いても、それぞれの性格が見えるので面白いです。