昨夜成田のホテルで来日中のフィリピンミンダナオのビジネス相手と面会した。10年ほど前に商談しそれ以来の再会。彼は成田を拠点に関東全域を仕事で連日飛び回り1週間成田の後、神戸に飛ぶそうだ。食事や軽いお酒もあるかと思い自動車を使わず京成電車で向かったが、彼も疲れている様子なのでミーティング後直ちに私も帰途についた。京成成田駅9時頃だったのでホームの乗客もまばら。ゆっくり座り一寝入りなど考えていると、来た電車はそこそこ満員でとても座れそうになかった。車両の乗客を見ると大きなバゲージを持った外国人も見受けたが、おそらく前駅の成田空港で働く方々が多くを占めていると思われる。拡張続ける成田空港の一面だ。空港で働く人々の足もいずれ問題になるのかもしれない。
ところで来日中のフィリピン人ビジネスマンは、祖父が中国からフィリピンに渡りミンダナオの発展に伴い成功した華僑で、彼は3代目。かなりの名士でビルやホテルを持ち、病院を数軒経営するファミリーだ。しかし、華僑の祖父の教えて極めて真面目でかつ「倹約」をモットーとして、派手な振る舞いは一切無く堅実なのだ。一般的なフィリピン人の気質とは全く違う。見習いたい人物だ。
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