さて、T-REX本体は完成しましたので、最後にジュラシックパークのワンシーンのジオラマベースやります。
の前に、前回完成したT-REXですが口角が赤すぎるというご意見をいただき、再度ピンク色に塗装し、さらに彩度を落とすためスモーク色をエアブラシしました。
それと、足元の水濡れ感をだすため、ウェットグロスをべた塗りしました。
何となくこれでいいような気がしますので、改めて完成とします。
では以下、(手抜き)ざっくりと説明します。
【ジオラマベース】
①コンクリートの壁、高圧電線の支柱、軌道レール、足跡を黒、土部分をダークアースでエアブラシ
②壁は凸凹のモールドを残しつつ、グレーで適当にざっくり筆塗りし、最後に雨垂れ痕や汚れを黒でエアブラシ
③軌道レールはシルバーでエアブラシ
④モデリングペーストをベースにダークブラウンとウェットグロス、使用済み使い捨てカイロの中身(粒のサイズ感が1/35にドンピシャで、使い勝手が良くお勧めです。)を混ぜて、雨の後のぬかるみっぽく塗りつける(イスラ・ヌブラル島の地面は火山灰質なので黒っぽく調色)
⑤水たまりは、④の残りにウエットグロスと溶剤を足して泥水状のものを作って数回に分けて重ね塗り(重ね塗りをしたほうが、泥水感がでます)
⑥水たまり周辺部の土は湿り気があるので、ウェットグロスにダークブラウンを少し混ぜて溶剤で薄めたものをペタペタと塗っていく
⑦高圧電線の支柱は、グレーでざっくりエアブラシ(あえてムラを残す感じ)
⑧高圧電線用のワイヤーはゼリー状の瞬間接着剤で固定(ゼリー状のものが垂れずに使いやすいです)
※④、⑤、⑥が一番の気合の入れどころです。キットのままだと全く物足りないですから。(T-REXがリアルでも、ジオラマベースが安っぽいため、すべてがぶち壊しになります)
【フィギュア】
イアン・マルコム博士(ハエ男)を塗ります。
①白サフ後、肌部分にベージュ系をエアブラシします。
②レオ2の搭乗員と同じように油彩で顔と腕を塗ります。(詳しくは製作日誌レオ2(6)をご覧ください)
③服はシタデルカラー(水性塗料)を使って、染め塗り(ドイツ軍戦車兵のような黒系の服装のグラデーションがすごく楽にできます)
④発煙筒はオレンジでそれっぽく、靴とズボンの裾には泥をそれっぽく
⑤つや消しクリアを吹いて、最後にサングラスだけセミグロスブラックで塗装(下の写真はつや消しクリア前のテカテカ状態です)
最後にジオラマベースにT-REXとマルコム博士を固定して完成です。(下の写真は仮のものです)
何度か“やらかし”がありましたが、なんとかなるものですね。
改めて、完成品のカテゴリにアップしますが、長々と製作日誌にお付き合いいただきありがとうございました。
次は同メーカーのあれを…(謎笑)